窓から差し込む日差しに眉をひそめるようにして目を覚ましたゆきの。
昨日の行為の影響で怠さの残る身体をゆっくり起こして周りを見渡した。
寝起きでぼんやりとしたままベッド脇を見るとそこにはマイクロビキニとフリルの着いたエプロンが用意してあり、それを見た瞬間に頭が一気に覚醒した。
「…っ」
そして昨日の出来事を全て思い出した。
夕飯後、新しい水着を着させられ散々カイセイに弄ばれたあげく際限なく快楽を与えられ続けた。
最後の方は理性をなくしていたせいかうろ覚えだが、何度も何度もお前は雌犬だと言い聞かせられカイセイ曰く『躾』られた。
思い出したせいかそれとも昨日の快楽の余韻か、ゾクゾクと反応しそうになる身体を抑えるように腕を摩れば自分が裸のまま寝かされていたことに気づく。
そして自分の荷物やスマホがなくなっている。
恐らくゆきのが通報したり逃げないようにする為だろう。
あるのは用意されたビキニとエプロンのみ。
退路を立たれたゆきのは愕然としながらも、結局どうすることもなくビキニを手に取った。
昨日よりさらに機能が下がり布面積も少なくなったそれはゆきのの乳首を隠せる程度しかなく、短い紐はキツく乳房に食いこんでくる。
下半身も同様で、割れ目に食い込む感覚に思わず膝を擦り合わせた。
「っ、はぁ…」
ビキニを身に着けたことでより昨日の行為を身体が思い出したらしく無意識に熱い息を吐いてしまうゆきの。
お尻の腫れは引いているものの何度も叩かれた感覚は消えていない。
生地が薄いせいか、それともカイセイが『そういうもの』を用意していたせいか、ゆきのの記憶に身体が反応したのか乳首が硬く尖りビキニの上に膨らみを作っている。
それに気づいてカァッと顔が熱くなった。
たった一日で自分の身体がカイセイによって『雌らしく』作り替えられたようで羞恥と悔しさにゆきのは顔を歪めた。
そんなゆきのの身体を着飾るようなレースの着いたミニエプロンも忌々しい。
(今日は絶対あんな男の言いなりになんてならないから…)
記憶を振り払うように頭を振るとそう決心してリビングへと向かった。
ドアを開ければ直ぐにソファーに腰掛けているカイセイと目が合った。
「っ、」
思わずビクッと肩が揺れ、身体が強ばってしまう。
二日目の導入なので少し長くなってしまいました。
明日は今日よりはレス入れられると思います。
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