「ぁ…っはぁ…っ…ン、ぁっ、ぁっ」
ずっと続くかと思っていた叱責は突如慰めるようなものになり、叩かれた痛みで過敏になっている尻たぶを撫でられるとそれが刺激になってゾクゾクと背筋を震わせた。
呼吸が整った頃合いに指をしゃぶらされ、再び強く叩かれるとビクンッとソファーの上で魚のように身体が跳ねる。
「んぐっ…ふっ、んっんん"ぅ…ッ…」
痛みに耐えるように顔を歪め、カイセイの指を強く吸いながら苦しげな声を漏らすもしばらくするとその目が快楽に溶けて声が甘くなっていく。
強い痛みと甘やかすような快楽を繰り返し与えられ、ゆきのの脳には【痛み=快感】のシナプスが出来上がっていった。
けれど決定的な絶頂は味わえず、ジリジリと追い詰められていく。
無意識にカイセイの指を追うようにお尻が動き、しかしそうすれば叱責するように叩かれてじっと耐えるように大人しくなった。
擦れていない素直な身体はカイセイのいいようにコントロールされゆきのの精神までも侵食していった。
「は、い…ありがとうございます、んっ…ちゅぷっ…はぁ……ぁんッ…!んっんっんっ…ぢゅぷぷっ…!」
言われるまま感謝を述べながら指をしゃぶるもずっと咥えていたせいで疲れているのか動きが鈍くなる。
しかしまたパァンッと尻を叩かれてゆきのは必死にカイセイの指をしゃぶっていった。
その有様は鞭で調教される馬のようで、けれどヨダレを垂らして指をしゃぶる姿には馬のような品などなかった。
ありがとうございます。
どんな風に客に見られてしまうのか楽しみです。
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