「何言って…、ひぁ…ッ…」
これまでが嘘だったように高圧的な態度を取るカイセイ。
呼び捨てにされたことで戸惑いが恐怖心に変わり、反射的にこの男から逃げなければと身を捩ったがそれを咎めるように胸を強く鷲掴まれ動きを止められてしまう。
酔いのせいで上手く力の入らない身体をそれでも必死に動かして抵抗をみせるゆきのだが鍛えられた男に敵うはずもなく、カイセイにとっては犬猫を押さえつけることとさして大差はない。
加えて過去に友人の彩香にも同じことをしていたことを告げられてゆきのは信じられないと目を見開いた。
「うそ…そんなはずない…あの彩香がそんな…」
ゆきのと違って奔放で好奇心の強い彩香だが、それと同時に気も強かった。
街中でナンパされても気に入らなければ悪態つくくらいにはゆきのよりハッキリした性格で、誰かに媚びるところなんて見たことがない。
そんな彩香がこんな自分勝手な男の言いなりになるなんてあるわけない。
でもあの夏以降、彩香とはあまり遊ばなくなった。
バイトが忙しいからと言っていたけれど、まさか…
「ッ、ぁあ…っ…」
不意に首筋を舌で舐められ水着の上から乳首を摘まれて反射的にビクビクと背を仰け反らせた。
「やめ、やめてくださ…っ…ぁっ、あ……っ…」
皮の厚い太い指がまだ柔らかい乳首を挟み込み刺激を与えてくる。
押し潰してはグリグリとこねられ爪で先端を引っかけばビクンッと大きくゆきのの身体がカイセイの腕の中で跳ねた。
お仕事お疲れ様です。
生活優先で大丈夫なのでお気になさらず。
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