役場で現実を突き付けられ、誰にも相談出来ず、時間が過ぎていく・・・
(体操教室の時間だわ・・・久志さんも来るんだよね・・・どんな顔をしていれば良いの)
しかし、ここでは私は一人だ、両親に助けを求める訳にもいかない。
地元に帰る選択は私には無かった。
一方、今日も松太郎さんは体操教室が始まる時間よりも早く来て体育館事務所を覗いた。
どうしたら良いのか考え事をしている私に声を掛けてきた。
久志さんと仲間の松太郎さん・・・もう、既に昨日の事を知っているかも知れない・・・。
私は目を合わせる事も出来ずに、俯いていると・・・。
「先生、おはよう・・・今日も頼むで、どないしたんや?しょげて・・・そやけど、肌艶はええし色っぽい顔やなぁ・・・」
「おはようございます・・・こちらこそ、よろしくお願いします・・・大丈夫です・・・」
もしかすると、今日は松太郎さんに襲われるんじゃ無いかと身構える。
すると、松太郎さんは昨夜の事を知らない様だった。
「もしかしたら、昨日こうて帰った野菜をつこたんか?やり過ぎて疲れとるん?・・・」
私が俯き動きそうにないので、松太郎さんはまたロッカー室へ忍び込み、私のロッカーを荒らしに行った。
松浦郎さんが去っても、私は他の老人達がみんな知っているとビクビクしていた。
(おっ、パンツ履き替えとるんか?これはまだ生暖かいで・・・もうシミが付いてるわ)
そして、恥辱の体操教室の始まる時間が近づく・・・
逃げる事なんて出来ない・・・私は動揺しながらも体育館へ向かう。
すると、続々とお年寄りが集まって来くる。
「きょうこ先生、おはよう、昨日はおおきにな、ちゃんときれいに汗は洗ったんか?また止まらんかったら手伝うしな・・・
ほな今日も頑張ろかいな」
まるで何事も無かったように、久志さんは体育館にやって来た。
「久やん、おはよう・・・」
久志さんと松太郎さんは、挨拶しながら私をジロジロと離れて見ながら、コソコソと話しては笑っている。
「今日もなあ、きょうこのロッカーを覗いたら、脱ぎたてのパンツがあってなあ
それがもう濡れとったから、また体操のときにシミを作りよるで・・」
久志さんは、松太郎さんに昨日のことはまだ言っていない。
「それやったら今日もたっぷり覗き込んだろかぁ・・・」
時間になり、私は前に出て、ストレッチ体操からはじめる・・・。
みんな知ってるかも・・・そんな疑心暗鬼の中で体操教室が始まる。
「きょうこ先生、今日も女対象の骨盤尿モレ体操をやるかい? 俺も効果あるんかいのう」
松太郎さんは私に話しながら、短パンの前を突き出し、見せつけるが、短パンの裾からはペニスがはみ出している・・・
(やっぱり・・・知っているの・・・)
私は目のやり場に困りながらも体操を続ける。
「さあ、昨日のおさらいです・・・」
そう言って、脚を広げて腰を降ろしていくと・・・
男たちは一斉に、私の股間を見つめている。
(ああ・・・やっぱり・・・みんな見てる・・・私は今夜、誰に襲われるの・・・)
もう、誰も信じられない・・・。
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