「美味いなぁ、これもええやん・・・きょうこ先生は料理もバッチリやな・・・
わしもこんな温かい手料理を食うたんは何年ぶりやろなぁ・・・うん、美味い」
喜んで食べてくれている久志さんを見ていると、自分のお父さんに作ってあげてるみたいだと
気持ちも和んでしまうが・・・
「きょうこ先生、ご飯のおかわりとお茶もおかわりしてええかのう」
「はい、ちょっと待って下さい・・・」
テーブルから立ち上がって、ご飯とお茶を入れに行くと・・・
その間に、私が使ってた箸とコップをペロペロと舐め回して元に戻していた。
「はい、お待たせしました・・・どうぞ」
「おおきになあ、美味いからなんぼでもおかわりしてまうわ・・・」
(おっ、わしがねぶった箸で食べとるわ・・・ヘッヘッ美味いやろ?わしの唾は・・・お茶も飲みや)
私は気付かずに、お箸を口に運んだり、湯呑みのお茶を飲んでしまう・・・。
その様子を見ながら、久志さんはニンマリとし、手料理を食べ終える。
私はそうとも知らずに、離れて暮らす両親を思い出して和んでいた。
「ごちそうさん、きょうこ先生、ほんまに美味かったわ。やっぱり手料理はええもんやなぁ・・・
さあ、帰るわな」
久志さんはテーブルに手をついて、よっこらしょと立ち上がる・・・
「あっっ!あぁ、いたたたたたっ・・・こらあかんっ・・・」
「どうしたんですか?・・・大丈夫ですか・・・」
久志さんは、その場で座り込んて腰を擦りトントンと叩きながら・・・
「ちょっと腰があかんわ、横にならしてや」
そのまま横になって腰を叩いたり揉んだりしながら・・・
「米を持って上がってきたからかな・・・休んだらマジになるけど、ここではなぁ・・・
きょうこ先生、ちょっと腰を揉んで叩いてくれるかなあ」
そう言って、久志さんがうつ伏せになると・・・
「もう、無理するからですよ・・・ここですか?」
私はマッサージも専門学校で少しはかじっていたので、横に座って揉み始める。
「先生、ギュッと力入れて・・・わしの尻の上に乗って揉んでくれへんか」
実のお父さんに良くやっていたマッサージを思い出し、跨いでお尻の上にしゃがんで腰を揉み始めた。
「おおぉぅ・・・もっと力入れてくれるかぁ・・・はぁぁ」
後ろを振り返って、ここらへんをと私に向くが、私は軽くM字に股を開き
スカートの裾はめくれて股の奥が見え隠れする格好になっている。
(どんなを履いとるんや・・・もうちょっとで見えそうや)
「こっちを向いちゃいやですよ、首捻っちゃいますよ・・・もう」
自分の股間に視線が集中しているとも知らずに、それでもまだ幼い頃の
記憶に和んでいた。
完全に警戒心など消え去っていた・・・しかし、その時体操教室での
記憶が蘇る・・・。
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