(ぐふふっ、この距離に近付いても座り直して距離を空けたりはしない、と。
俺の手が膝に触れても払ったりもせず、か。
ガードが緩いと言うよりは、ご近所付き合いもあるし、あからさまに避けたりは出来ないってところか。
それならば……。)
「町内会の集まりですか……。
そうそう、もう直ぐ小学校の町内会対抗の運動会があります。
その準備と、我が町内は毎年当日にお昼のお弁当は子供会のお母様達で私の自宅のキッチンに集まって作って貰っています。
その日は奥さんにも是非我が家に来て頂き、ママ友の皆さんと一緒にお弁当を作って頂きたい。」
一輝は至近距離から里奈の顔を見て話しかけながら、今度は手の甲では無く手のひらで里奈の太ももに触れて優しく撫で上げる。
(ぐふふっ、間近で見るとホント美形じゃわい。
先ずはじっくりと様子見ながら少しずつ……。)
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