もう一度鳴らして一分ほど待ったが、やはり反応がない。
「やっぱり反応無しか。…まぁ、オナニーを始めると周りのことなんか気にならなくなるみたいだし、予想通りだな。」
そう呟いて合鍵を取り出すと瑠璃の部屋のドアを開ける。…嬉ションしながら絶頂の余韻に腰を揺らす瑠璃の姿が丸見えになっていた。
「ちょっと目を離した隙にすごいことになってるな。まあ、いつものことっちゃいつものことか。
おじゃましまーす。ちょっと今も止まっていないイヤラシイ声の件について伺ったんですが、大丈夫ですか?…って、とてもじゃないが大丈夫とは言えなさそうだね。
オナニーしながらお漏らしまでしちゃって恥ずかしくないの?」
中に入りドアを閉め鍵をかけると、靴を脱いで部屋へと上がり込んでいく信一。…イヤラシイ笑みを浮かべながら四つん這いの瑠璃を見下ろす見覚えのないキモデブオヤジ。
くたびれたグレーのスウェットを着ていてもでっぷりとした腹回りのだらしない身体つき。…だが下半身には瑠璃が妄想していたままの見たことのない膨らみと、そこに浮かぶシミがあった。
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