「潤、君も同じクラスなのか。優愛に綾子それに潤まで。
まるで小さい頃に戻ったみたいだ。和也兄さんもこの学園で先生するんだろ。」
「ええ、そうでございます慶次様。私共特Aクラスの担任とか。
それと特Aには副担任が付くようなのですが、それが誰なのかまでは掴めずに。
申し訳ございません。」
「いいよ、どうせクラスに行けば分かるんだし。
それより潤、様付けは止めてよ。小さい頃のように呼び捨てで行こうよ。」
「慶次様、そのようなわけには参りません。
戦国時代で例えれば、慶次様はお殿様、私綾子と潤はその家臣でございますので。」
そのやり取りを聞いていた優愛が、一言「慶次、その内慣れますよ。」と。
「そうかなぁ。まあいいや。
そうそう優愛、さっきのどれくらいの女性におイタしたのって質問だけど、何か僕の事誤解してない?
僕がセックスするのは(前の穴に挿れるのは)許婚である君、僕の可愛い優愛だけだよ。
一条家がそうであるように、前田財閥の遺伝子も軽々しいものではないからね。
もしまかり間違って、市井の女を妊娠でもさせようものなら跡目争いが起こらないとも限らないからね。
僕が今まで女の前穴に挿れたのは、中学2年の時に父から筆おろしと言われて、
宛がわれた女だけだよ。その女もなんとかいう子供ができなくなる薬を飲んでいたみたいだが…」
「優愛様、慶次様、お話し中失礼いたします。
先程潤が言っていた、特Aクラスの副担任、壇上の後藤とか言う女教師みたいでございます。」
綾子の言葉で壇上を見る、優愛と慶次。
「あの女、さっき優愛にぶつかった女じゃないか。
謝罪の仕方もなっていなくて、無様に尻もちついてパンツ見せてたっけ。」
慶次の目の奥がキラリと光るのを、見逃さない綾子と潤。
「それと慶次様、先程から1-D当たりで、こちらに向かって手を振っている女子が居りますが、お知り合いでしょうか?」
綾子の言葉で、綾子が見ている方向を振り向く慶次
「あいつ…中澤明日香か…この学園に合格してたんだ…入試に落ちたようなこと言ってたから、お別れの意味でボタンあげたのに…」
「慶次様、どうしてそのようなことを(ボタンをあげたこと)」
と潤。
「いやあいつの口何回か使ったことあってさ…それもあって卒業の時せがまれて、むげに断るのも悪いかと思って。」
「そうですか。今までの事はまあいいとして、この学園に入園した以上、この学園のルールに従ってもらう必要はありますので。あまりにも物分かりが悪いようなら、1-Dクラス全体の連帯責任ということで。」
「おいおい、綾子、あまり物騒なことしないでくれよ。」
「慶次様はご心配なさらずに。」
その時壇上から、四人の方向に向かって
「そこの生徒、特Aクラスですね。今先生が話してるんですよ。私語は謹んでちゃんと聞いてください。いいですね。」
と、後藤なつみの声が響く。
その瞬間、会場内が静かなどよめきに包まれる
「おいおい、まじかよ。」
「今注意されたのって…」
「優愛様、慶次様になんてことを…」
etcetc…
ひそひそと囁き合う声があちこちから聞こえる
「後藤先生…まずいんじゃないの。」
「桜井先生、言ったじゃない、ちゃんと理解するように言ってくれないと。」
「教頭先生、私は何度も注意しましたよ。職員室で聞いてましたよね。」
と桜井和也が応じる。
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