変態と言うくらいだから〝サセコ〟と言うのはいい言葉ではないのを理解する優愛。
【綾子、淑女の嗜みで陰毛を処理するの当たり前ではないのですか?】
【優愛様、実は市井の方々は陰毛処理を始めたのはここ近年との事でございまして…、優愛様や私の様に処理(無毛に)をしないそうです。】
【では、私の発言も気をつけないといけませんね。
住む世界が違えば価値観も違いますからね、私が常識と思っても市井では違う。】
【優愛様が市井の方と深く接することはそうそうないと思われます。】
【そうね、…言動に気をつけることはしてみるわ、しかし後藤なつみは慶次をお子様と言うなんて身の程知らずの無礼な人ですね。】
【優愛様、市井の高校生男子は性の事しか考えていない者もおりまして…。】
【潤貴方は違うわよね?ふふふっ、後藤なつみ、慶次をどんな風に誘惑するかしらね。】
慶次に手を取られ小走りになる慶次に急かされ寮に行くとセキュリティが行く手を阻む。
「虹彩認証になってるのよ。」
「このセキュリティは精度が高いので易易と突破できない仕様となっております。」と綾子。
「明日はこのセキュリティの精度を落とすんだからカードキーでの開閉です。」
部屋に入ると明日の打ち合わせの後、夕食の為、食堂へ行くと会席料理が用意されている。
その料理はそれなりの店で修行をしてきた料理長、和洋中などなど様々な料理を作れる人。
食堂では優愛達が来るのを待って居たかの様に優愛、慶次が「頂きます。」と潤、綾子も食べ始めると他の生徒達も食べ始める。
「どう、慶次?口に合うかしら?改善する所があったら遠慮なく言って頂戴。
慶次が将来、学園長になるのだから改善点は今からピックアップしておかないとね。」
その頃、後藤なつみは教師寮の自室浴室で鏡に己を映し。
「やっぱりこのハートの下の毛も剃った方がいいのかな?パイパン…、でもそれくらいで前田慶次を手に入れられるなら!」
泡を作り陰毛に塗り、ジョリジョリと剃り落としていく。
毛が濃いのかツルツルになってるはずのそこには少しまだ毛が残っている。
翌朝、綾子が職員室で桜井和也に修理依頼書を渡しながら後藤なつみに聞こえる様、業者側いつ入るかを尋ねると。
「慶次様のお部屋です、早急に手配します。とは言っても修繕委員がおりますので明日までには修理は終わります。
慶次様には私からお伝えしますので…。」
「桜井先生、お忙しいでしょうから私が伝えにいきましょうか?」
「大丈夫です、私から伝えますので後藤先生はお仕事をなさって下さい。」と綾子。
「いえ、こう言う事は教師から伝えないと…、ねっ、桜井先生。」
【綾子、慶次様の部屋に不具合ないはずだが?】
【依頼書の下に何をするかが書いてあります、それは和也兄さんだけ読んで下さい。】
【了解。】
桜井和也は後藤なつみが余所見をしている間に2枚目を目にする。
(この女は呆れてものも言えないな、慶次様を誘惑すると?もし慶次様がただの高校生ならそれが出来ただろうに…。
優愛様も慶次様も〝玩具〟を欲しがっていたからこの女で遊ぶつもりだろう。)
慶次の部屋のドア前には防犯カメラ、集音マイクがセットされている。
その日のカリキュラムも終わり生徒会室に行き、生徒会長達と軽く会話をし先に慶次を部屋に戻す。
慶次がドアに手を触れた瞬間。
「前田君、少しいいかしら?」
後藤なつみが前チャックの白いワンピースだけを着てチャックに手を掛けている。
「大人の女の魅力知りたくない?」
慶次の首に腕を回し耳元でそう囁く後藤なつみ。
生徒会室を後にすると。
「そろそろかしら?」
「頃合いでしょう、影の者から後藤なつみが学生寮に入ったそうです。」と綾子。
「どんな形で誘惑にならない誘惑をするんでしょうね。」と潤。
防犯カメラが慶次に抱き着く後藤なつみの姿が映されている。
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