原田大樹の言葉が会場に響くと、原田恵の身体が再びビクビクと反応する。彼女はリモコンの振動に耐えようと唇を噛み、額に汗が滲む。北川ひとみは母親の異様な様子に胸が締め付けられ、思わず前に進み出る。彼女の心は心配と夢への執着で揺れ動く。
北川ひとみ「お母さん、本当に大丈夫? 休んだ方がいいよ。原田さん、休ませてあげてください!」
ひとみの声は切実で、会場に響く。原田大樹は冷ややかな笑みを浮かべ、リモコンを弄びながらひとみに視線を戻す。恵の震えが止まらない中、彼はさらに追い込む。
原田大樹「ここで? ビキニを脱ぐ勇気はあるか、北川ひとみさん。」
ひとみは息を呑み、顔が真っ赤になる。母親の異変と原田の要求が頭の中で交錯するが、モデルへの道を諦めたくない。震える手で赤いビキニの紐に触れ、ゆっくりと解き始める。紐が滑り落ち、彼女は咄嗟に片手で胸を、もう片方で下腹部を隠す。羞恥心で全身が熱くなるが、必死に声を絞り出す。
北川ひとみ「これでどうですか? 私の勇気…わかってくれますか?」
原田恵は娘の行動に目を瞠り、止めようとするが、大樹の視線に縛られ声が出ない。彼女の心は罪悪感と従順な快感で引き裂かれる。原田大樹は満足げに頷き、リモコンを軽く押す。恵が小さく喘ぎ、膝を震わせる。ひとみは母親の反応に動揺しつつも、原田の次の言葉を待つ。会場は異様な緊張に包まれる。
原田大樹「素晴らしい。だが、モデルにはもっと大胆さが求められる。手をどけて、全てを見せる覚悟は?」
ひとみの心臓が激しく鼓動し、母親の沈黙が重くのしかかる。彼女は決断を迫られ、夢と羞恥の狭間で揺れる。
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