(あそっ、遊ぶですって…っ!?女性を馬鹿にして…っ。今日こそはきっと負けないんだから…っ)
快楽を期待していても、それに抗える自分をどこかで期待していた。
この間のことは何かの間違いで、知らない男なんかに身体を許したりしない。
ただ、その思いは指一本挿入されただけで瓦解した。
「んぉ゛…ッ!ぐっ、ぅ、うぅ…っ!!」
翔太の指より優一のペニスの方が流石に大きいはずだが、膣内を的確に刺激するテクニックによって、圧倒的に気持ちがいい。
待ち望んだ刺激にガクッと膝から力が抜け、その場に崩れ落ちそうになるが、首を抑える腕と膣内の指が凛花を無理やり支える。
激しく動くことはないが、指はゆっくりと抉るように弱点を擦り上げ、時折ビクビクっと身体が勝手に震える。
「…はぁっ?そんなこと、できるわけ…っ、んぐ…っ!」
当然おねだりなんかできるわけがない。
例え2人っきりだとしても情けないことができるわけがないし、ましてや優一に後々見られるカメラの前では。
しかし、片手で下腹部…、子宮を上からトントンと叩かれると、子宮が震えて全身が気持ちいい。
膣やクリトリスを刺激されるよりも激しくないが、全身に広がるような深い快楽が蓄積されていく。
(何これ、頭変になる…っ!?お腹叩かれ…っ、やばいこれ…、気持ち良すぎるのにイけない…っ!!)
当然ポルチオなんて優一も凛花も知らず、未経験の刺激に頭が真っ白になってしまう。
凛花が達せないように、的確に刺激をコントロールし、焦らし続けて…。
凛花はとうとう折れてしまった。
半開きの目でカメラを見つめ、口の端から涎を垂らして口元を光らせながら、口を開いた。
「優一…、ご、ごめんね…。松本さ…、ぁっ、翔太さん…っ、のっ、おち…んち…ん、欲しい…っ!」
顔から火が出そうなほど恥ずかしいセリフを口にし、カメラの方はまともに見れなくて視線が泳ぐ。無機質なレンズでしかないが、優一がそこに立っている気がしてしまった。
やっと解放されたが休み暇もなく、ベッドに登って枕元のゴムを手にする。
(なんで私がこんなことを…。男が気持ちよくなりたいんだから、そっちが…。…あれ?これって、どっちが表とかあるの…?)
表情は明らかに不満げ。
だが、文句を言わずにゴムの包装を破いて、その場に跪く。
どっちが表か裏か…、ゴムをつけた経験がない凛花は戸惑うが、翔太に教えられて理解した。
他の男によって性知識がついていく姿が、カメラに収められる。
下着を手で下ろすと、顔の目の前に大きなペニスがボロンっと飛び出て、2度目のはずが面食らってしまう。
(やっぱり、優一のよりもとんでもなく大きい…っ。前回本当にこんなの挿入ったんだっけ…?)
【今回お返事が遅くなってごめんなさい】
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