「ん…っ、んぐ…っ、ちょ…っ、なに…っ!?」
背後に立ったかと思えば、大きな胸を鷲掴みにして揉み回す翔太。
そして、もう片方の腕は凛花の細い首に回される。
太い腕が首に入り込み、顎を持ち上げて顔を上向きにするしかない。
嫌そうな声や表情であるものの、手を使って抵抗することはなく、両手は身体の横に下げたままであり、本気で嫌がってはいないことはバレている。
胸を乱暴に揉み回しているようで、的確に乳首を指で捏ねたり、強く挟んだり…、緩急をつけて刺激を与えられる。
嫌そうだった表情が次第に吐息が混じり、少しずつ艶やかな雰囲気になり出しているのがカメラに捉えられていく。
「ん…グ…ッ!ちょ、ぁ…っ、それは…っ」
(ば、馬鹿…っ、優一には秘密にしてるのに…っ!あんな乱れたなんて知られたら嫌われちゃう…)
親しげに名前で呼びながらSEXなんて、まるで恋人同士のようで、優一には知られたくなかった。
だが、あっさりと翔太によって暴露され、カメラ越しに優一にバラされてしまう。
少しずつ力がじわじわと強まって行き、気道を狭めていく。呼吸が徐々にしにくくなり、耳元で低い声で囁かれると、雄に支配されていることを自覚させられる。
(なんでこんな興奮してるの…?ずっとドキドキしちゃう…、私どうしちゃったの…)
幼い時からずっと優一と一緒にいたからこそ、慣れていない強い雄。首に腕をかけられるという生殺与奪を握られたまま、翔太の手は股間へと伸びていく。
「ん…っ、ぁっ、ぁあ…ん…っ」
自覚してしまった興奮を証明ように、陰毛をかき分けて翔太の指が割れ目に潜り込むと、湿り気が強かった。
そのまま陰唇やクリトリスを指で撫で回すと、凛花は身体をくねらせながら吐息を漏らす。
他人に身体を触られながら悶える姿は到底夫には見せられないが、首を軽く締め続ける太い腕が顔を逸らすことを許さない。
『指を入れて欲しかったら、もっと足を開いて股を突き出せ』と耳元で囁かれる。
(…欲求不満だって…?ええ、欲求不満よ…っ、優一とじゃどうしてもイけないんだもの…。別にそれしか知らなかったらそれで良かったのに…、貴方のせいで…っ)
夫と愛し合うだけで良かったはず。
だけと、本当の快楽を知ってしまった今、どうしても体が疼いてしまう。
恥ずかしそうに顔を歪めながらも顔はカメラに向けられ、無言で足を肩幅まで開き、くいっと腰を前に突き出した。
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