「犯してもらいたい…?そんな女性いるわけないでしょ…。」
(でもこの人、たくさんの女性とエッチして、その動画を売ってるのよね…?もしかして、本当に色んな女性が虜に…)
抱きしめられた腕から解放されると、少しだけ寂しげに翔太を見上げる。
優一よりも体格が良い凛花は男性に強く包まれることはない。ベッタリと触られて不快という気持ちと同時に、不思議な安心感を感じていた。
「え、ええ…?うぅん…、優一のためだし、ちょっとやってみるけど…。」
誘惑するような脱ぎ方、なんてものは心得ておらず、オーバーサイズの黒Tシャツをガバッと脱ぐと、青色のブラジャーに包まれた大きな胸が。
チラッと翔太の方を見ると、顔を赤らめて目を逸らしてしまう。
(おっきい筋肉…、あんな身体の男の人にあの日…。)
パンツ一枚の翔太を見て、あの日の快楽を思い出してしまう。愛する旦那では決して得られない、本物の雄の強さ。
照れ隠すようにジョガーパンツのベルトを外し、ブラとお揃いの青いショーツが股に食い込んでいる。
「ちょっと、あんまりジロジロ見ないでよ…っ。明かりつけたまま脱ぐことなんてあんまりないんだから…」
小言を言う姿も優一から見たら、いつもの凛花らしく。ブラを外すと、プルンッと弾力のある乳房が露になった。
少しだけ躊躇した手つきでショーツを股から抜き去ると、あっという間に全裸になった。
「ゆ、優一…、これからまた、松本さんにエッチしてもらうね…。こ、これ見て興奮しちゃダメだからねー…」
(こ、こんなんだったよね…、確か…。)
あの日翔太から教わった、寝取られ好きが好むようなセリフを思い出しつつ、全裸になってカメラに向かって手を振る。
恥ずかしそうにはにかむ姿は男性の嗜虐心を煽るような、魔力を秘めていた。
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