「はぁ…っ、はぁ…っ、〜〜ッ!?はぐぅぅっ!!」
呼吸は荒くて余裕がない。
まるで運動をした後のような、身体の体温が上がっていることを自覚する。
翔太と肌が触れているからこそ、自身の体温の高さや発汗を感じ、それはきっと翔太にも伝わっているはず。
そして、その翔太の言葉通りに自身の乳首に目をやってしまった。
大きな親指と人差し指がゆっくり近づいてきて、目の前で「ぐにゅ」と押しつぶす。
硬く尖っていたはずの乳首は最も簡単に押し潰され、脳天から子宮まで軽く電流が走ったような、鋭い快感に襲われる。
歯を食いしばりながらも声を上げて、身体を引いて快感から逃れようとするが、翔太が離さないがために乳首は伸びて、身を捩っては声を漏らす繰り返し。
焦らされた後の女体はもはや無防備に近く、腰掛けたベッドのシーツにじわりと愛液が滲み出していた。
手持ち無沙汰のように乳首をグリグリ捏ねられ、凛花は惨めに俯いてびくびく反応するしかない。
「はぁっ、はぁ…っ、い、嫌っ!今は…ダメ…っ、ぁんっ、はぅぅんっ❤︎」
乳首を触られながら、そっと股間に手が近づく。
何をされるか察知したが、今は自分でもわかるほどにベトベトに汚れている。
咄嗟に拒否の言葉を口にしたが、この「嫌」「ダメ」は本気の拒絶でないことは翔太にバレている。
そのためプレイは止まることなく、容赦なく割れ目を指が這って愛液を纏わせると、いとも簡単に膣に指が挿入される。
「ぅぅっ、はぅぅ…っ、は、はい…っ❤︎」
気が付けば声は少し上擦って甘えるような声になってしまっているが、凛花は気がついていない。
優一のモノしか体験しておらず、太い翔太の指でさえキツく締め付ける。
甘く蕩けるような吐息が漏れ始め、凛花は自分の指を噛んで堪えようとするが、それでも時折溢れ落ち、膣を掻き混ぜる水音と共に隠しカメラに収められていく。
(や、ばい…っ、イ、イく…っ、ダメっ、止めてって言わないと…っ)
今膣に入っている指は一本。
出し入れされながら、指を折り曲げられたりして、文字通りほぐされていく。
たった指一本でイきにくい体質と思っている自分が簡単にイかされてしまう事実に恐怖を覚えた。
「ぅ、く…ぅぅっ、ん…っ、ぐ…っ」
翔太に抱きしめられるように包まれながら、ビクンっと一際大きく身体が跳ね、ぎゅっと身を縮こませる。指を噛んで声を我慢したまま、凛花はイってしまった。
凛花のプライドから無言でイったことを隠したものの、凛花の反応や指を締め付ける膣の収縮からイったことは丸わかり。
(優一とのセックスではイったことなんかないのに…、たった指一本だけで…)
【ごめんなさい、昨日気がついたら眠ってしまっていました。私も遅くなってしまってすみません…】
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