「……ぅ、ん……っ」
(なにこれ…、どういう、こと…?不感症…のはずなのに…、なんか…、なんか…っ)
優一が胸を揉んだり触ったり、舐めたり吸ったり…、そういったことは何度も経験してきたが、何も感じることはなかった。
ただ黙っていると優一が寂しそうにするので、笑いかけたりして誤魔化していた。
しかし、今は明らかに優一のそれとは違う気持ちが芽生えている。
乳首の周りを撫でたり、内股の付け根を手の平が張っては遠ざかっていく。
敏感なところに近づくほどに身体は勝手に反応してしまい、弄ばれていることは流石の凛花にもわかる。
「…は、はあっ!?…、そんなところ、あるわけないでしょ…。」
初対面の相手ということもあって猫を被ってはいたけれど、咄嗟に語気を強めてしまう。
触ってほしいところ、なんて答えは決まっている。
乳首は徐々に硬く上向きに尖っていき、割れ目もじんわりと湿り始めている。
自覚はしていないけれど、身体は明らかに変化してきていた。
強情に歯を食いしばって無言を貫くが、時折漏れる吐息だけが静かな部屋に響く。
「はあ…、はぁ…っ、触りたいのはそっちでしょ…っ!?いいから、早く触れば…っ!?」
(ずっとずっとおんなじこと繰り返して…っ。もどかしくて頭おかしくなりそう…っ)
語気を強めても、頬を赤くして発情を始めた素裸の女。
翔太からすれば笑いが溢れるような可愛らしいもの。
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