『大丈夫ですよ。きちんと入るようにしっかりと準備をしているんですから。』
(やっぱり旦那は租チンなんだな(笑)。セックスの気持ちよさも知らない感じだし、もう旦那で気持ちよくなれる機会は来ないかもな。)
凛花は意識していない反応も、抱きしめるような距離にいる翔太が気付かないはずもなく。
明らかにセックスに慣れていないだけでなく、気持ちよさも知らないような様子に、優一のことを内心バカにしながら愛撫を続ける。
胸を揉む動きから徐々にフェザータッチになっていき、気持ちよさを与えるための動きに変わっていく。
指が乳首に近づくと反応が大きくなるのに気づくと、焦らすように乳輪に触れ、乳首に触れそうになるとまた距離を取り、徐々に乳首に指を近づけていく。
同時に片手を内腿に移動させ、秘部周辺を優しく撫でていく。
『凛花さん、どんな感じですか?
触ってほしい所があれば言ってくださいね?』
自分からは乳首やクリなどには触れることはなく、あくまで焦らすような動きしかしない。
そんな動きをしながらかける言葉は、凛花にもわざと焦らしていることは気づかせるようなわざとらしさ。
無意識のうちに翔太の手が乳首に触れるように体を動かそうとするが、そんな凛花を読んだように触れてはくれない。
『少しいじわるしすぎたかな?
そうだな、触ってくださいって素直に言えたら凛花の触ってほしい所を虐めてあげるよ。』
明らかに女慣れしており、凛花をまるで玩具のように扱う様は凛花からすると大嫌いな男性像にも映る。
しかし優一相手では感じたことがない未知の感覚にもさいなまれており、自制心と女としての本能の板挟みになってしまう。
※元投稿はこちら >>