「…は、はい…。」
ゆっくりと手が回り込んでくると、膝の上でギュッと拳を握りこむ。
抱きしめられるようにお腹を触られ、無意識のうちにお力が入り、皮膚の下の腹筋が引き締まる。
(歯が浮くような褒め言葉ばっかり…、なんだか女慣れしてるって感じ…。)
子宮のあたりや足の付け根をあたりを触られながら、耳元で褒め言葉を囁かれる。
あからさまに女慣れしている様子であり、少し不快感を覚える。しかし、それと同時に優一との違いも感じてしまう。
優一はキレイキレイと言ってくれるが、ここまで具体的ではなく、優しい手つきで触ってはくれない。
タオルがはだけると、ビクッと震えるが、「大丈夫」と言わんばかりに優しく頭を撫でられ、過剰に反応しているこちらが子供のよう。
「ぅ、…、す、凄く背中に当たってます…。その、そんな大きなもの入るんでしょうか…?その、夫とは明らかに違う…くて…。」
背後で当たる硬くイキリ立つ肉棒。
優一のモノよりも大きい上に異常なほどに固い。
身を捩って少し前に出てペニスから逃げようとするが、がっしりとお腹を抱き寄せられ、逃げられるない。
そのまま大きな胸を下から持ち上げるように揉まれ、ハリのある乳房はグニグニ形を変える。
(胸…嫌…。だけど、なんか、変な感じする…)
大きな胸は凛花にとってコンプレックス。
できることなら男らしく、いや、男よりもカッコよく、優一を守れる存在になりたいと願っていた。
そんな凛花にとって、女性らしい大きな胸は嫌いだった。
優一もよく触ったり舐めたりしているが、内心は嫌であったものの、優一が喜ぶならそれでよかった。
翔太に触られるのは単純に嫌であるが、しかし、それを打ち消すように別の感情も芽生えていた。
「…ん。」
たまに溢れでる意識していない吐息。
性的快感だはまだほど遠いが、どこか心地よい、マッサージを受けているような気分だった。
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