「なっ、名前ですか…?うーん…、そういうもの…なんですかね…。それもそういうコトの一環であるのであれば…、まあ…。」
馴れ馴れしく名前で呼ばれることには流石に抵抗はあるものの、そもそもが優一のための行為であることもあり承諾した。
寝取り・寝取らせなどの世界は、凛花には到底理解できない世界であるため、「そういうもの」と言われたら従うしかない。
「あ…。ありがとう…、ございます…。」
(うぅ、ラブホテルが初めてだってバレてるかも…。)
少し恥ずかしさを覚えつつも、翔太のシャワー音を聞きながら、適当に冷蔵庫からお水を取り出して口をつけた。
手持ち無沙汰になりつつも、適当にソファに腰をかけてテレビの電源をつけると、大画面にAVが映し出された。
「きゃあっ!?…あ、いや、まあ…、ラブホテルならこういう番組もやるのかな…」
テレビをつけていきなり映ったため、そういう有料チャンネルか何かだと思ったが、少ししてただのAVであることに気がつく。
画面で犯されて気持ちよさそうに喘ぐ女性が人妻役だということに気がつき、慌ててテレビを消した。
それと同時に翔太が出てきて、次は凛花がシャワーを浴びる番になる。
「…っ、は、はい…。ではシャワーを…」
(筋肉すご…。優一とは大違い…。って、比べようとするなんて私最低…っ。)
男性の裸など優一や父以外には見たことがない。
咄嗟に優一と比べてしまって、自己嫌悪しながらシャワーに駆け込んだ。
財布や携帯が入ったカバンは部屋に置きっぱなしで、やはりこういったことには慣れていないことを表している。
軽くシャワーを浴びて身体を清め、バスタオルで身体を拭うと、バスローブ的なものがないことに気がついた。
「あ、あれ…?ビジネスホテルとかにもあるのに…、こういうホテルにはないのかな…。服や下着は…、すぐ脱ぐために身につけるようなものだし…、バスタオルを巻いて出るしかないか…」
そうして、渋々バスタオルを巻いて部屋に戻った。
「お、お待たせしました…。ちょ、ちょっと、あんまり見ないでください…、恥ずかしいので…」
優一とのセックスの時も電気は消していた。
明るい状態で肌を見せることは少なく、これだけで顔は赤く染まってしまう。
Eカップの豊満な胸もバスタオル内で窮屈にしており、胸元で大きな谷間を作っている。
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