部屋はランクの高い高級感のある内装。
これまで家でしかセックスをしたことがなかった凛花からすると、嫌でも特別な空間であることを意識させられてしまう。
『わかっていますよ。
そこは旦那さんとも約束しているんで。
…1つお願いがあるんですが…セックスをするんですし名前で読んでもらってもいいですか?
深い関係になるのに苗字だとなんだか距離を感じるので。
それに、寝取られ好きな旦那さんなら、そっちの方が興奮すると思いますよ。』
初対面で、しかもこれから抱かれることになる夫以外の男性。
だからこそ距離を取るために苗字呼びを徹していたが、名前呼びを求められてしまう。
しかも凛花にとって急所でもある、優一が喜ぶという言葉も添えられて。
本当に喜ぶかと疑うが、寝取られなんて凛花からすると理解できない性癖があるので否定もできず…。
『凛花さんは緊張しているようですし、先にシャワー浴びさせてもらいますね。
テレビもありますし、冷蔵庫に飲み物もあるでしょうから、少し落ち着いてくださいね。』
ラブホの機能を説明するかのような様子に、凛花がホテルに慣れていないことが翔太には筒抜けだとわかってしまう。
もちろんただシャワーを浴びるのではなく、脱衣所に用意されていたバスローブを隠してしまう。
身体を隠せるようなものはバスタオルしか残されておらず、凛花の素だった胸を隠すには心もとないサイズ。
一方凛花は少しでも落ち着くためにテレビをつけてみるが、映し出されたのはAV。
しかもよりにもよって人妻と巨根男性による寝取られモノが映ってしまう。
そして少しすると翔太がシャワーを終えて…。
『凛花さんもシャワーをどうぞ。
シャワーから出たら旦那さんに見てもらうための準備をしますからね。』
バスタオルを腰に巻いて股間以外を隠すことなく出てきた翔太。
服を着た状態でもわかっていたことだが、直接裸を見ると鍛え抜かれた肉体が嫌でも目に入る。
そして軽く勃起した股間はタオルで隠れているにもかかわらずふくらみがわかり、性に疎い凛花でも優一との違いが理解できてしまう。
凛花がシャワーに入ると、2ヶ所にカメラを隠し、凛花に黙っての裏の撮影を始める。
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