(不安を和らげようと笑顔を絶やさず、症状をパソコンに入力するもみじ。しなやかな指の動き、顔を上げるたびにひょこっ!とはねるサイドのおさげ。その様子をモニターで心配そうに見つめるハル。そこにシャワーから戻ったなつみが…)
『…ハルちゃん、もみちゃん…どう?』
「よくやってるっスよ?ほんと。ウチらじゃあの淫香に当てられただけでイキそうッス…」
『そうよね?それにしても今日の魔王さんの目つき…不味くないかしら?』
「………」
せんぱぁい!すみません、「ホテル」つかいます!
承認待ってられないんで、手続きお願い!
「あ、ああ…もみじ!気をつけろよ?」
なぁに言ったんですか?せんぱいらしくない…
取って食われるわけじゃないから…いってきます!
(ホテル。この課独特の隠語。正式名称は処置室。役所の敷地の隅に三棟ある個室の事。それぞれ和風の「別宅」、洋風の「ホテル」、可愛らしい装飾の「子供部屋」と名付けられています。対象者のプライバシーに配慮して、受付から地下通路で直結されており、完全防音の徹底ぶり。
もみじたちは今回ホテルを借り、いま地下通路を手を繋いで向かっていました。)
桜木さん?もう少しですからね?役所にくるまで大変だったでしょ?ついたら横になって少し休んでくださいね…
〈手があつい…それに…淫香が…むせるくらい…〉
(手を引いて前を歩く紅葉を見つめる目が欲情と劣情に塗れておかしくなっている事にこの時紅葉が気づいていれば…この後ほぼ一昼夜犯される事はなかったのでした…)
【抜かずの多ラウンド、やっても大丈夫ですか?】
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