(こくん…黙って頷きます。たくやさんは係の人にもう一周…と合図を送ると、そのままスルーされて2周目に。2人だけの邪魔されない空間。たくやさんはもう少しダメ押しのつもりか確信したのか、まみの肩を抱いて引き寄せます。)
あっ…た、たくや…さん?…だめ…
(流されちゃう…この人のホントの気持ち、まだわからないのに…
ぎゅううううう…と強く抱きしめられてしまうと、そんな杞憂は吹き飛んでしまいます。上を向いてたくやさんを見つめて…胸の中の動きでわかってたくやさんも。)
んっ…んん…ぁ…ぁぅ…んあ…
(いい?と言うように唇をつつく舌。しばらくの躊躇のあと、そっと開かれる少女の唇。
あの時は当たり前のようにしたキス。様々な気持ちの変化を経て、好意の染みるキスの味の比ではなく、辿々しく舌を絡めながら、まみは肩をすくめて震えながら受け入れます)
〈なにこれ?とろけちゃう…舌から順番に身体が溶けてなくなりそう…〉
…もっと…
(たくやさんの首に両腕をまわし、今度はまみから。抱きしめ返されて髪や耳を撫でられて…あたまがクラクラしてきて、お腹の底がキュン!キュンキュン!と疼くのを感じています)
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