「おじゃまします。あ、うん。ありがとう。」
会釈以上に深く下がる頭。親しい関係とは言え、礼儀というものをしっかりと弁えている様な振る舞い。
立本の育て方が透けて見える。しっかりと教育しているのだろう。…貴方という男に会う事に対しても…
賄いを感謝し、綺麗に靴を揃えて上がる… まるで、この先の「解消行為」など存在しないかの様に。
どこかズレた雰囲気が室内に広がっている。
ーーー
ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…
「おいしい(笑)一気に飲んじゃったw学校出てから何も飲んでなかったから。
ねえおじさん。今日はこの前聞いたところの続きを教えてほしいんだけどいいかな?うん、そこそこ…」
猛暑の中歩いてきた少女は勢い良くジュースを飲み干す。
幼気な喉元が何度も上下に動く…
大人びているとはいえ当然子供。オレンジジュースをあどけなく楽しんでいる。
さっそく前回の勉強を自ら話だし、貴方に教えを乞う陽菜。
ヴヴ!
『本当?優秀な子だとは思っているけどそれは言い過ぎじゃないかな?
結城君の教えも必要だと思うし、これからも色々と教えてやってほしい。』
(お父さんと結城さんは同い年の設定でお願いできますか?)
※元投稿はこちら >>