「ほんと?やった!う~ん…どうしよっかなw…やっぱり…日曜だよね…あ!でも…土曜でも…」
どの日でもいいと言われた陽菜はまるで父親と遊園地へ行く日取りに悩む様に嬉し楽しく弾んでいる。
その「父親」から髪を撫でられるも嫌がりはせず、まるで「本当の」それに対する反応を見せている…
手櫛を入れるとはらりと指の間から落ちる滑らかな黒髪… 形の良い小さな頭…
「本物」が味わうはずの手触り、憩いを堪能しているのだ。
…精飲…という、父娘の「触れ合いの後」に…
「え?ご褒美会?……うん!やった!w 嬉しい!
お菓子とジュースくれるの?やった!」
達観した様な部分もあれば、お菓子やジュースといったワードを出せばこの反応…
そう、この子はまだまだ子供なのだ。
あまりに冷静な「情事中」の表情からは想像できないこの差。本当に…賢いのだろう。
「あ…でも。おじさんの精子を飲ましてもらうんだから…いいよ。」
!?
「お菓子やジュースよりご馳走じゃん?
お腹いっぱいになって飲めなくなったらヤだし。」
…
「おじさんのお菓子とジュースでいいよ…ンw」
。。。
シャーッ!…キュッ!…
「ふうっ…じゃあそろそろ帰るね?」
陽菜は洗面所で顔を洗い、タオルで拭き取ると身支度を始めた。
顔射の後はこうした流れで帰路へ向かう。
凄惨な状態だった顔が嘘の様に綺麗になる… 何とも言えない倒錯感あるルーティンだった。
「日程はまたLINEで決めよ?
じゃあ…今日もありがとうございました。
それと…
ごちそうさまでした。」
ペコッ…
陽菜は最敬礼とも言える程に頭を下げ、綺麗な姿勢で貴方へ挨拶をし、その場を後にした。
…あれほどの行為の後にあの振る舞い…
なんて、子だろう…
口淫…顔射………精飲…
『ごちそうさまでした』…
『ごちそうさまでした』……
『ごちそうさまでした』………
貴方は、「友人という男」に勝利した…
【ありがとうございます。
昂った際は書かせていただきますね。
本音…なのですね。
…悪いお方ですね…
友人といえど、優越感を感じたい理由は何ですか?
また、やはり「勝ちたい」といった感情が芽生えるのでしょうか?】
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