「? あ………あ、ありがとうw」
貴方に手を添えられ上体を起こした陽菜はやや驚きながらお礼を言う。
まるで父の様な振る舞いに不思議な感覚を抱いたのだろうか。
「え?毎日でも出るの?凄い!
わあ…出来立て?… …うん…うん…きんたまぶくろ?…うん…うん…」
三回目の行為後とはいえ、初めて知った知識。
少女は貴方の口から出る言葉、話に一つ一つ反応し、興味津々といった様子で聞いている。
ベッド端に二人並んで身を寄せ会話する中年男と少女。
客観的に見れば親子そのもの。
しかし、親子でもなければ会話の内容もそれとは似ても似つかない。
口淫という…二人の関係性において極めてミスマッチなもの…
出来立て…金玉袋…
そんな言葉を普通、こんな年の少女が言うだろうか?
普通…言わない…と言うか、言う機会などない…と言うべきだろうか。
「う~ん………やっぱり…濃くて、ねっとりした…精子…がいい(笑)」
選んだのは…濃厚…
濃厚な…精子…
そう、言う訳がない。言う機会もない。
貴方は体験しているのだろう…
少女のアナザーを。
通常見る事など出来ない少女のifを…関係性故に手に入れたのだ。
「ありがとう。おじさんのケアなのに、そこまでしてくれて。
うん、せっかくだし、それなら私も選んでみようかな(笑)」
陽菜も意識としては貴方のケアという概念があるのだろう。
しかし、その経緯で排泄される男の体液…精子に対し、何らかの私情、感覚も少なからずあるのではないだろうか。
提案に意欲的なその姿勢、何よりも…精子を顔面、口内で受け止めるなど…普通ならしない。
変態…ではない。
言うなれば、度が過ぎたホスピタリティ…だろうか。
それ故に、父の友人の精液を飲める事まで出来る…のではないだろうか。
…それこそが、変態…なのかもしれないが…
持って生まれただけではないだろう…
それを育て、開花させてしまったのは………立本なのかもしれないのだから…
「じゃあ…次はやっぱり木曜日?…金曜日?…あ!もしかしたら…日曜日かも…」
少女の優しさ(嗜好?)は止まる事を知らない…
【洗脳…楽しんでいただけているのかもしれませんね。それだと嬉しいです。
「…ン…ハ…」
『もうお前には想像もできないだろう。
今の俺の興奮、愉悦を…。』
「ハァ…ッ!…」
クチュ… クチュクチュ…
『友人の務め…ってやつだよな…立本。』
「ァア…」
クチャ… グッ… グッ…
ベッド上で仰向けになった私は、両膝を立てた脚を外側へ開き、直角に曲げた格好で陰部を指で縦になぞっている…
ゆっくりとした速さで、何度も…何度もその指は上下に往復していく…
「ある部位」まで指が来ると、決まってそこを押し、責めていく自分…
何をしているんだろう?…
『こんな娘なら…「やらせたくなる」よな…?
分かるぜ…。
どこまでやるのか…、言うとおりにするのか…試したくなるよな…?』
片方の手ではスマホを握り、画面には誰かへ宛てたと思われる黒い言葉達を読んでいる自分…
クチュクチュ…
「ン…ハァッ……どうしてこの人は…こんなにピンポイントで…たくさんの…私を煽る言葉をくれるの…
ダメ…見ちゃ…ダメ…こんな言葉達…ン!ハァッ…」
なんて情けない女だろう…
自身が愛する父へ対する侮辱、嘲笑…そんな類の言葉を「材料」として自慰に使っているのだ。
しかも言葉の主は、父の友人…
わかっている…こんな言葉を読んではいけない事は…
なら何故?
何故私は「それら」を求めてしまうの?
どうして…友人が娘に対して、そんな事を思うの?
『立本…、お前はなんて娘の育て方をしたんだ…。
いや…、お前の育て方はきっと間違っていない。
この子が、陽菜が「育ち方」を間違ったんだ…。
いや…、「正しく育った」…か…。』
「やめて…ダメ…お願い…そんな言葉…吐かないで…」
『もう、お前が陽菜ちゃんから、精液の匂いを感じるくらいにまで…染めても、いいだろ?
なぁ…、娘から、愛しい娘から精液の、このイカ臭い匂いを感じたら…お前はどう思うんだ…?』
「ちょ!ホント…やめて!…」
クチュクチュクチュクチュ!
グッ!グッ!グッ!グッ!
「…ァ……だ…め…イ、ク…」
『その日が来るまで、たっぷりお前の娘で射精してやるからさ…。』
「ハァッッ!!!………」
(凄いお方ですね…そこまで言葉を綴れるなんて…
少し気になるのですが、結城さんは実際に言葉を本音で書いてくださっているのでしょうか?
もしかしたらお付き合いしていただいている部分もあれば、本音もあるのかなと思ったので…)】
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