「そうかい…。
さすがに、恥ずかしい…よね…。」
表には出さないまでも、どこか勝ち誇ったような気持ちが内心を駆け巡るような感覚。
モノがモノとは言え、やはり、恥ずかしいという感覚が勝つのは至極当然なことか。
にしても…。
(久しぶりにやらないか…?だって…。
娘とはいえ、年頃の女の子と何をやろうとしてんだ…立本のやつ…。
娘に欲情してんのか…?変態め…。
まぁ…。
この娘なら、気持ちはわかるが…な…。)
対抗心…?
比較対象…?
他人のモノに手を掛けている感覚はある…、というよりも、それは事実。
しかし同時にどこか、「同じ者に惹かれてしまっている同志」のような感覚もあるのかもしれない。
とはいえ、恥ずかしくて断った…、父親との行為以上に変態的なことを現状行っているわけだが…。
結局、父親だから恥ずかしいと感じたのかどうか…。
知れば知るほどに、魅力を感じ、さらに知りたいと思わせてくる少女。
本質はいったいどこにあるのか…。
いずれにしても、陽菜の言動から、父親でありながら娘に卑猥な妄想を抱いたかもしれないと言う事は想像ができた。
というよりおそらく間違いない。
ならば、それを実行してやるのが…。
(友人の務め…ってやつだよな…立本。)
立場、行為の詳細、は違えど、許されない者と許される者。
この差は雲泥。
(良いじゃないか…。
娘に欲情する変態の代わりに…、楽しんでやろうじゃないか…。
感謝してくれよ…?立本…。)
さらなる興奮が沸き起こる中だったが、いつまでも陽菜を留めておくわけにもいかない。
関係を継続させることが何よりも重要なこと。
行為のエスカレートは、それが前提。
終わってしまう暴走は愚の骨頂。
何よりも、父親の皮をかぶった男に対しての優越を感じられなくなってしまうのだから。
「次は…いつにするんだい…?陽菜ちゃん。
予定を確認しておかないと…。」
羞恥心のあまり父親を拒んでしまった、と口にした陽菜に、そう時間をおかず「次」の話をする男。
もちろん、本来の目的の勉学、についての事でもある。
が、今となってはこの行為とセットにもなっている。
そう、ティッシュの代わりとなるこの時間とも。
【大人げない…本当にそうですね。
通人が手塩にかけて育てた娘に手をかけ、あまつさえ性処理をさせて喜んでいるんだ。
大人げないというか、もはや人として終わっていると思います。
人としても、大人としても、友人としても…ね。
でも、そんな男の優越に興奮を感じる貴女は…もっと終わっているのかもしれませんね…。
濡れるような興奮を感じていますか…?
そうですね…。
一方的に興奮する、一方的に快感を感じる、というのは、最低であると同時に勝利感が強いかもしれませんね。
興奮も快感も感じてほしいです、それは間違いありませんが…。
相手だけが恥ずかしい、自分だけが気持ちいい。
なんてのは、やはり優越だと思います。
その最たるものとして、口淫があると思っています。
もちろん、喉奥が感じる、あるいは奉仕自体に興奮するなんて女性もいらっしゃいますが…。
一般的には性感帯ではないので、快感はないと思います。
にもかかわらず、そんな場所で男を満足させる。
最高だと思いますよ。
展開は継続しますか…?
少し日を跨ぎましょうか?一度帰宅などを挟んで。】
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