(ん…!?)
投稿された画像を見て思わず声が漏れそうになる。
(この少し色落ちしたシーソー…。
それに、ブランコの後ろ…これはよく行くコンビニ…。)
物は試しにとはいえ、ここまであっさりと想像していた画像がアップされるとは…。
惜しげもなく披露される局部…よりも、背景の画像やその他の状況に目が行ったのは後にも先にもこの瞬間だけだったのかもしれない。
「確かこれ…、有料登録したらメッセージ送れた…よな…。」
あくまでおかずになる姫とのサイト上での交流がメインの趣味だった。
当然、金などかけるつもりはなかったが、さすがに場所まで特定できてしまえば行動せずにはいられない。
『こんにちは。
いつも素敵な投稿をありがとう。
さすがにサイト上でコメントするのは躊躇ったので、こちらで。
〇△公園の遊具ですよね…、一人より二人の方がもっと厭らしくて恥ずかしい作品が撮れそうだと思うんです…。
良かったら、一度話せませんか…?
姫は…、もっと輝けますよ…!』
と、見切り発車も甚だしくいい歳をして、勢いでメッセージと警戒されないようにと免許証の画像まで添付して送ってしまう。
「あーぁ…やっちまったなぁ…。
絶対無視だろ、紺なの…。
でも、俺だったら…。
それにもっと近くで、生で見るチャンスなんだ…。」
期待しすぎない程度に期待して、返事を待った。
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