「…。」
上司とは違い、男は早々に仕事を切り上げて自室、PCの前。
まだまだ相手が普段から自分を無能呼ばわりする上司だとは露とも知らない。
そんな馬の合わない上司がこんなサイトに興味を示すとは思ってもいないからだ。
「この女も…課長と同じ…。
自分は人より優れてると思ってやがる…、特別だと見下してんだろ…?
でも残念…、全てが都合よく行くわけねぇんだよ…。
そう甘くないって…。」
強気な口調は崩さないまでも、返事があること自体が構ってもらいたい意志の現れ。
自分で書き込みを入れたにもかかわらず、最初のレスさえ反応しないのはざらにある。
しかしこの女は違う。
自尊が強く見えるも無視もしなければ、少し自分を納得させようとしている節すらある。
「遊んであげるよ…。
真美さん…、遊んで欲しいんだろ…?
変態なのが、マゾ気質なのが丸見えだぜ…?」
《別に…、無理しなくていいですよ…?
どう感じるかなんて、貴女にしか分からない。
そもそも言われた通りにやっているかなんて、こっちには確認する術も無いんですから…。
事務所って言いましたよね…?
残業中だと…。
そんな、日中は同僚や上司…あるいは部下が取り囲むような環境で、こんなサイトに書き込んで…、どんな気分ですか…?
やって見なければわからないのは本当のこと…。
でも、その心構え、気持ちのあり方が良くないですねぇ…。
そんなんじゃ分かりませんよ…?
楽しさが、興奮が…快感が…。
椅子に浅く座り直して…、だらしなく脚を開いて…、そっとスカートの裾をずりあげて…。
目を瞑ってくださいよ…。
5秒…、いや10秒…、ゆっくり、目を瞑って数えてください。
普段その場所でそんな格好をすれば誰の目に触れますか…?
誰に、どんな目で見られるでしょうね…?
どんな下着がスカートの下から見えるんですか…?
ブラウスのボタンをいつもより多く、1個、2個…と上から外してしまえばどうなるでしょうね…?
やるかやらないかは貴女次第。
素直になるかどうかも…貴女次第ですよ…?》
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