サイトで会話を重ねる相手。それが男なのか、もしかしたら女…。それすらもわからない見知らぬ人物の前で、これほどまでに素直に自分を表現できてしまうのだろうか…。
日々のストレス…繰り返される部下への叱責…。
理想とは程遠い部下を抱えて苦しむ毎日が、私を未知の世界へと導いたのだろうか…。
「こんなに恥ずかしい話…素直に言葉にしちゃうなんて…。」
相手のコメントを…もちろん私自身のコメントも読み返すと、何故こんな会話になったのかすら理解できないながらも、頭の中に浮かぶのは出来損ないの新人の卑猥な視線…。
指示された通りに行動する私と、そこに向けられる視線を妄想の中で重ね合わせると、途端にいつも通りの自分ではいられなくなってしまう…。
「おかしい…そんなはずは…。なんであんなヤツの視線を意識してるの…!?」
戸惑い…そんな言葉が今の真理を表すのには丁度いい…。
そんな戸惑いの中にあって、『私は何をしたらいいの…?』そんな問い掛けさえも自然と溢れ出した言葉であったに違いない。
戸惑いや狼狽え…そんな感覚はどうでもよかった…。ここには私一人しか居ない。
ここで行われた事は誰に知られる心配もない。
明日からは再び部下を叱責する日々が繰り返されるのだから…。
「せめて…今日ぐらいは…。」
その言葉に私の甘い考えの全てが詰め込まれていたのかもしれない。
私の中で私なりに納得いく心持ちとなった頃、サイトには新しいコメントが上がった。
待ちかねたかのようにそのコメントを食い入るように眺める。
時折、驚愕の表情を浮かべ…時として蕩けたような瞳に艶めく色が込められる…。
そんなコメントを何度も読み返し、静かに立ち上がるとデスクの横へ移動する。
そこで指示された通りにスカートの裾を摘んで捲り上げた…。
指示された通りに…大胆に…。
腰まで捲り上げたスカートをクルクルと束ねるように丸めて腰に挟み込む…。
「みっ…みんな…。私は今…サイトの人に指示されて…スカートを…大胆に捲り上げて…白い…レースのパンティを…晒してるの…。」
震える声で今の行動を言葉にすると、恥ずかしさのあまり膝がガクガクと震え始める。腰に挟み込んだスカートは手を離しても元に戻ることはなく、腰から下…ストッキングに包まれた下半身をそのままに晒し、一歩歩みを進めるごとに膝の震えは全身に伝わるように…。
「こんな…。こんな恥ずかしい格好で歩き回るなんて…。」
ゆっくりと歩みを進めた先には、問題の新人のデスクが…。
指示では新人の名前を呼びながら…見てもらうようにお願いを…。
「なんで…。なんであんなヤツに…お願いだなんて…。」
毒づきながらも頭の中には私を見つめる卑猥な視線が思い浮かぶ。
デスクに座る彼は振り向いて私を見ている…。ニヤニヤと…不敵な笑みを浮かべながら…甜め廻すように視線を這わせてきている…。
「なんて…なんてイヤらしい目つきなの…?まっ…松本…私の…私のパンティ…その…イヤらしい目で…見て…?」
屈辱的だった…。普段から忌み嫌う新人に自ら見て欲しいと願うなんて…そんな言葉を言わされるなんて…。
そんな想いが私の心を更に乱していった…。
そのデスクに新人が座って見ている妄想を重ねながら、デスクの角に突き出した下半身を擦りつけるように腰を振る。
「松本…私…今…あんたのデスクの角に…パンティの染みを…擦りつけてるのよ…?」
ゆっくりと…数を数えながら…軽く擦り…時に深く食い込むほどに強く擦りつけ…。
「あぁ…ダメ…染みが…デスクに残っちゃう…。でも…拭き取っちゃダメだって…。
あぁ…どうしたらいいの…パンティの染み…あぁ…。」
10回擦りつけると名残り惜しそうにデスクから離れ、今度は背もたれにに…。
「こっ…これは指導なの…。私は…松本…あんたに…目をかけてるんだから…。」
まるで淫らな行為を正当化するような言葉を口にして、スカートを捲り上げて剥き出しになった片脚を椅子の上に上げて…。
背もたれを跨ぐように開かれた股間を背もたれに擦りつける…。
「いい…?松本…あんたには目をかけてあげてるの…だからこれも指導…それに…ご褒美よ…?
机に隠したイヤらしい本なんて見てないで…私のパンティを見て…?松本の椅子…背もたれに…染みを擦りつけてる私を…見て…。」
背もたれの上部。そこはデスクの角よりも長く擦りつられる。
端から端まで…往復するたびに数を数え…。
「あぁ…まだ5回…残ってる…。もう…こんなに染みが付いちゃってる…。
でもあと5回…擦りつけないと…。」
股間の染みは…もちろん最初とは度合いが違っていた。下着の色を変える程度だったものが、今ではストッキングを通り越して椅子と股間の間に糸を引くほどに…。
「あぁ…こんなに汚しちゃうなんて…あぁ…松本の…椅子に…私の恥ずかしい染みが…どうしよう…跡になっちゃうかも…。
変な染みがあるって…松本に…気づかれちゃうかも…。」
それを見つけた新人の仕草を思い浮かべると、割れ目からは更に溢れ出る蜜が背もたれに染みを拡げていく…。
「あぁ…松本…あんたの椅子…私のパンティの染みで…汚してあげたからね…?
これは…ご褒美よ…?だから明日から…仕事…ちゃんと頑張りなさいね…?」
なんとか10回…デスクと背もたれに擦りつけ終わり、ガクガクする脚を引き摺るようにデスクへと戻る。
《立ち上がって…スカートを捲り上げて…腰に挟むように大胆に…。
そして…いつも居る部下たちの顔を思い浮かべながら…スカートを捲って…白いレースのパンティを晒してるの…って言ったわ…?》
報告のコメントを打ちながらも下半身の染みは拡がるばかり…。
その染みと共にむず痒いような疼きも更に強くなってきていた…。
《そのまま…部下のデスクに…。
ちゃんと名前を呼んで…見てもらうようにお願いもした…。頭の中では目の前に座ってるそいつを想像しながら…。》
頭の中に浮かぶ松本の歪んだ笑み。淫らに光るその瞳に射抜かれるような卑猥な視線を浴びせられながら…。
《デスクの角に…10回…。背もたれに10回…染みを擦りつけたわ…?
デスクの角にも…背もたれにも…染みが…ベットリ…。
これ…拭き取っちゃ…ダメなのよね…?
明日には…乾くと思うけど…変な染みが残っちゃうかしら…。》
仮にそれに気づかれたとしても、それを付けたのが私だとは気づかれないだろう…。
それを立証する確たる証拠がないのだから…。
そんなふうに甘く考えた私は、特に心配し不安になることもなく、サイトに報告のコメントをあげてしまった…。
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