砂浜近付くとジュリアが吠えながら尻尾を振り駆け出す。
ちさと「どう、どうしたの?ジュリア・・・待って」
浜中さん「おぉ・・・ジュリアじゃないか?」
やっと息を切らせながらジュリアを追いかけ浜辺に着くと・・・
ちさと「もう、待ってよジュリア・・・あ」
じゃれ合うジュリアと浜中さんが目に入る。
ちさと「もう、あなた達、ほんと仲いいわね・・・」
呆れ顔で二人を見る。
浜中さはジュリアの体を触る手を止め、私の白いワンピースにパレオを巻いた水着姿に目を凝らす。
見詰める目に私は恥ずかしくなって目を逸らす。
浜中さん「素敵です・・・」
ちさと「いやねえ・・・恥ずかしい・・・」
浜中さんは持っていたカメラを手に島から見える景色をフェンダーを覗いた。
浜中さん「同じ場所から見る景色だけど、その景色は毎日違うって事に気付いて写真を撮っているんだ・・・」
そう言いながらジュリアにカメラを向け写真を撮る。
そして、カメラのフェンダーから目を離し・・・
浜中さん「よかったら1枚だけでも・・・ちさとさんを撮らせて貰えないでしょうか?」
ちさと「SNS等に公開しないなら・・・良いかな・・・」
非公開を約束する事で承諾してしまった。
浜中さんはスナップ写真風に注文をつけながらシャッターを切っていく。
私はカメラを向けられると反射的にポーズをとってしまう。
そんな私の反応に浜中さんもカメラマン気取りでシャッターを押す指に熱が入る。
しかし、私は浜中さんの姿に違和感を感じてポーズをつける表情を崩してしまう。
ちさと「いつも、そんな水着つけてるの?」
布地面積が少ない競技用のビキニに、お尻が被われるサイズのTシャツ・・・
私に見せつける様なビキニ水着であった。
浜中さん「あっ!すみません・・・なんか、商品番号を間違ったみたいで、返品が効かなかったので・・・」
ちさと「そうなの・・・なんか、エッチだね」
浜中さんは更に、邪魔だとばかりにTシャツを脱ごうとすると、私は脱がなくっていいと手を振り笑う。
しかし、しっかりと浜中さんの股間を見ていた私・・・。
その視線に浜中さんは更に高揚していった。
ジュリアと私がじゃれ合う姿・・・
浜中さんはシャッターをきる。
いつしかカメラのレンズは上から、見下しながら私の胸元を集中に撮っていた。
ちさと「こらぁ!・・・もう、どこ撮ってるのよ!」
胸元を撮ってる事に気付き、私は胸元を隠すように手をあて、しゃがんでいた体を立ち上がろうとした瞬間
ジュリアは私の水着に巻いていたパレオを口に咥えて逃げていく・・・
浜中さんはとっさに、パレオを巻いていない水着姿を写真に収めた。
ちさと「あ、今のは無し!削除してね・・・約束だよ」
透けるようなデリケートゾーン・・・まだ、水に入っていないのに少し滲みが・・・。
浜中さんには気付かれていた。
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