二人が住居の中に入ると辺りは静まりかえった。
住居の周りは白いフェンスで囲まれている
中の様子は知るよしもなかった。
裏門の側には、トラクターが置かれまだ開拓されていない広い畑があった。
「ちさとを狙うなら…ここかな…」
雑草が生え伸びた藪の中からカメラのフェンダーを覗いた。
チャンスを待つ間、島を探索する事にした。
「本当に何もない…コンビニ位にあったって…」
無防備で来た事を後悔した。
気を紛らわす為に島から見える景色を写真に撮った。
「あれ?灯台なんてあったけ?」
上陸する時に気付かなかった灯台へ向かう
無人島の為か鍵は掛けられていない
暗闇の中を手探りで階段を登ると上がるにつれて陽射しが明るさを灯った。
最上階に着くと人が宿直で使われていたと思わせる装備品が置いてあった。
展望台から見える景色に絶賛しながら写真をおさめた。
続く…。
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