「う、うん…。えっと、じゃあ…、脱ぐね…。」
(はあ…、憂鬱だな…。この駅もそうだし、電車もホントに満員でぎゅうぎゅうで…、そんな中、卑猥な格好するなんて…)
多目的トイレに入り、匠に言われるがまま、ブラウスを捲って水色のブラジャーのホックを取る。
そして、ショーツも脱いではスポーツバッグの中にしまい込むと、無毛の割れ目が外気に触れ、スースーして心地悪い。
(うわ…、よく見たら乳輪透けてるし…。あ、あわわ…っ、ボタンそんなに外すの…?)
匠に言われるがままになっている芽衣。
匠がブラウスのボタンを二つ外すと、大きな胸がブラウスを張り上げ、ぱっくりと谷間が強調されてしまう。
オロオロしていると、スカートも折り込まれていって、太ももの根本…、かろうじて割れ目やお尻が見えないだけな丈になってしまった。
「ね、ねえ…っ、こんなの恥ずかしいよぉ…っ。歩くだけでおっぱい飛び出ちゃいそうだし…っ、ちょっと風が吹けば、スカートの中全部見えちゃうって…っ!…うぅ、わかった、わかったよぉ…」
顔を真っ赤にして匠に言ってはみるものの、「二人の将来のため」と漠然としたことを返され、押し切られてしまう。
多目的トイレを出ると、すでに利用客はかなり居て、皆がこっちを見ている気がして、すぐにこの場を立ち去りたくなり、駅のホームへと向かった。
(階段上がるたび、胸が揺れるし、ブラウスはだけそう…。ってか、下の人から、お尻見えちゃってるんじゃ…?)
階段をひとつ上がるたびに胸がプルンッと揺れ、短すぎるスカート丈からはお尻はおろか、割れ目さえ見えてしまっている。
すぐ後ろには匠がいるが、その横やさらに後ろの客からも見られている気がして、心臓が飛び出そうだった。
電車が到着すると、匠に予め指示された車両に乗り込む。そのまま乗客が乗り込んでくる中、匠に指示されるように誘導され、気がつけば太った醜い男の人の前に立っていた。
(この人…、平日はほぼ毎日この時間に乗ってるし…、正直気持ち悪いんだよなあ…。向かいに座ってたら、スカートの中盗撮しようとしてた時もあったし…。……あれ、じゃあ、もしかしてこの人に…?)
鞄を股の間に下ろしながら醜男を見て、目を逸らす。この男は通勤中に女子生徒を視姦することを日課にしており、当然芽衣も被害にあったことがある。醜悪な見た目から、芽衣は意図的に避けていて、いつも離れた位置になるようにしていた。
(ヤバい…、めちゃくちゃ見てきてる…。胸…、すっごい見てきてる…っ。…え、ブラウスのボタンを…?いやっ、嫌…、絶対嫌…っ。こんなキモいオジサンに…。…ぅぅ、匠との結婚のため…、結婚のため…っ)
もはや隠す気がないほど、がっつりと胸の谷間を除いているオジサンに対し、嫌悪感で顔を歪ませながら、ブラウスのボタンに手をかける。
「…ふ、ふー…。人多くてあっついなあ…、汗かいちゃうよお…(棒)」
少しでも自然に見えるようにした演技だったが、明らかに棒読みで、むしろ誘っている感が出てしまっている。
ブラウスをパタパタ仰ぎ、チラチラ乳首を見せながら、三つ目のボタンを外した。
ぱっくりと胸元が空き、もはや乳首が見えていないだけの乳房が露になり、白いブラウスからは淡い色素の乳輪も透けて見えている。
ガタンゴトン…、電車が揺れるたびに大きな胸も激しく上下に揺れ、重量感や張りを想像させる。
スカート丈を短くしたり、ブラウスのボタンを見せつけるように外し、まるで痴女のようだが、顔は火が出るほど真っ赤になっており、目線も合わず、あちこちに泳いでいる。
【ありがとうございます、いえいえ、多分伝わってきちんと認識できていると思います!】
※元投稿はこちら >>