その後、今まで疎遠だった時間を埋めるように2人はお互いを求め合っていった
男勝りだった幼馴染が小さな頃から抱いていた願望、それを聞かされ僕の中に目覚めた欲望…お互いを求め続ける行為は日付が変わるまで続いていた
暫くの後、ようやく落ち着いた時に僕は彼女の身体に残る痛々しい縄跳びの痕に気が付いた
「ごめんね、チーちゃん。手荒にしたもんだから痕が残っちゃって…」
そう言った僕に対して一ノ瀬さんは優しく微笑み「大丈夫だよ」と応えてくれる
「大事にしたいって思っているのに、こんな痕まで付けてしまって…」
モジモジしていると、それを見ていた一ノ瀬さんが小声で「…責任取ってよ」っと、呟いてくる
思わず「はい」と応えてしまった僕はなんだか可笑しくて2人で暫く笑っていた
「ねえ、チーちゃん…あ、あのさ…これからも縛られるのって…されたい?」
恐る恐る聞いてみるが、やっぱり恥ずかしいのかソッポを向いて「…うん」っと、答えてくる
普通の付き合い方では無いのだろうけど、僕と彼女のしたい事(されたい事)は同じ様だった
2人が落ち着いた頃、僕は一ノ瀬さんの家を出て暗がりの中を家まで帰る…
僅かな時間だが、今日の事を思い出しながら携帯でSMで使われる縄を検索しながら家まで帰った
それが後々の悲劇になるとも知らずに…
こんにちは
文脈も情景もおかしい様な気もしますがちょっと形にしてみました
(早く不良の場面に行くのに急ぎ過ぎた感も否めません)
読んでみて一ノ瀬さんが気になる所があれば添削して下さい
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