優奈は怯えたような表情を浮かべたかと思えば北斗のことを睨みつけ、そしてまた悔しそうな表情を浮かべ、色んな感情が折り重なっていた。
目線をキョロキョロと泳がせ、言葉に詰まっていた優奈がやっと口を開き、
「……わ、分かった…条件を飲むから…だからLINEで送るのだけはやめて…」
北斗の恋人に、そして奴隷になる条件を不本意ながらも承諾する。
(…恋人、奴隷?嫌に決まってるっ…!さっさと油断させてデータを消したら、またいつもみたいに虐めたらいい)
優奈は渋々条件を飲んだが、本心ではそんなこと考えるはずもなく、またどうやって虐めてやろうかと考えていた。
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