高山先生
「そう心配するな・・・」
そう言って、高山先生は肩を抱き寄せて、自分の体を密着させながら耳元で囁く。
よしえ
(どうして・・・くっついて来るのよ・・・キモい・・・)
そして、まさに今朝痴漢サイトに投稿された、動画をクリックして再生する。
思い出したくも無い光景が動画として再生される。
なんと、動画のタイトルは『今朝の痴漢OK娘』と書かれている。
よしえ
(どうして、こんな動画が?・・・それに、痴漢ok娘って?・・・)
私はオジサン達に囲まれ、痴漢されていた・・・。
どんなに逃げても、追い掛けられる様に被害に遭っていた。
今朝も、もう諦めて酷い事されない様に我慢していた。
胸を触られても、お尻を触られても、股間を弄られても発育途上の私の身体は
痛みしか感じなかったのだ。
動画の女子生徒の顔にはかなり薄いが一応モザイクがかけられている。
しかし、時折ハッキリと私とわかる場面も見受けられた。
高山先生
「この動画はついさっきサイトに上げられたモノだ・・・・」
高山先生は、私だと断言する。
当然、私だってわかっている、身に覚えがあるのだから・・・。
おもむろに高山先生は切り出した。
高山先生
「さあ立ちなさい、先ずは朝の満員電車の状況を再現して、問題点を検証しようじゃないか?」
なんと、高山先生はソファに座っている、私をその場に立たせ、自分は背後に立ち、ブラウス越しに胸を揉み始める。
それは、退学をチラつかされている、私の足元を見ての所業だった。
よしえ
「高山先生、何するんですか、やめてください・・・痛い・・・」
(あ〜あ、キモい・・・やめてよ、本当に痛いんだって)
高山先生
「何を言ってるんだ、これはよしえが言った様に、何が問題で、よしえの潔白を証明する為だ、おとなしくしないか
それになあ・・・わかるだろう?・・・それによしえ、お前もっとエロい格好してたよな」
私は通学中、スカートは短めで白いブラウスを胸で結び、ヘソ出しで通学している。
大きめの胸も、スポブラで隠して見せパン履いているのだった。
異性に見られると言う気持ちがまだ少なく、無防備だった事はいがめなかった。
よしえ
「え?・・・それは・・・」
(なに言ってるの?・・・エロい格好って・・・)
徐々に毎朝、毎夕電車内で繰り返される記憶が蘇っていく・・・。
その上、高山先生の言っている事が頭でこだましている。
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