「あ。いや、謝らないで。
こちらがむしろお願いというか…、協力してもらっている立場なんだから…。
ほんとは伊織ちゃんのタイミング、まで待たなきゃいけないんだけど…。」
心底申し訳なさそうに、慌てて謝罪する伊織に、逆に頭下げるような仕草を見せる男。
しかし、いざ服装の選択肢を提示されれば、
「ま…前と同じ…高校の時の…あ、いや…、その…
ぱん…じゃなくて、下着…は前回と同じ…なのかな…?
もし違うなら、前と同じ高校の時の…。
偶然同じ…だったりするなら、夏用の…。」
遠慮がちなのか欲張りなのかよくわからない男の言動。
前回と同じ下着なら絵面が同じになるから違う制服の方がいいと言う事なのだろう。
下着が違うなら、同じ制服の下着の違うバージョンが欲しいと…。
まるであらゆる伊織をコレクションしたい、と言っているかのようにも聞こえ、
伊織の目にも明らかな、怒張した股間のシルエットが浮かび上がる男のジャージに、じゅわっとシミが広がる瞬間まで見えてしまう。
さらに男の興奮に追い打ちをかけるような言葉が飛んでくる。
我慢させた…、小悪魔的なその言動。
リハビリ…とは言う物の、どこか男の欲求に拍車を掛けさせているようにも聞こえてしまう伊織の言動。
「大丈夫…さ…。
撮らせてもらった動画はPCに入れて…る…。それで…。」
何度もシゴいた、あるいはおなった、とでも言いかけたのだろうか。慌てて口をつぐむ男。
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