「そだね。私はあんまり気にしないから綺麗だなって思ってさ。あ、ありがと。いただきまーす‥」
伊織はブレイクタイムといった様にグラスへ口をやると徐に脚を組みだす‥
どこか色気薫る娘。
長い左足が右膝に絡むようにクロスする。やや失礼とも言える格好だが、余裕と貴方に対する安心感の表れでもある。
「? ああ!ごめんごめん(笑)そだよね。あんまりエアコンが涼しくて浸っちゃった(笑)
ん‥今日はどうしよっか?前回は高校の時の制服だっけど、同じにする?他は私服のプリーツスカート、夏服の制服とかだけど‥」
一瞬不思議そうな顔をした後、直ぐ様満面の笑みになる伊織。
ごめん‥
その言葉に伊織がどれだけそれを【リハビリ】と認識しているかがわかる。普通、そんな言葉は出ない。
加えて、スカートの選択肢を自ら提示‥伊織自身も何かホスピタリティーをもって貴方に向き合っているのだろう。
「‥てか、ちょー勃ってんじゃんw
‥最近中々予定合わなかったね。我慢させちゃってたかな。ごめんね?ン(笑)」
伊織ははにかんだ様に落ち着いて微笑んだ。
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