伊織からのLINEの通知、内容を見れば本当にやってくることを改めて実感する。
まさか謹慎の理由があろうことか知り合いの娘である伊織に知られるなんて…、と、その瞬間は血の気が引く思いだった。
しかし、不幸中の幸いというべきか、そんな事情を知ってもなお変わらない気さくな表情を浮かべ接してくれる。
それどころか、自分が被写体になるとまで言い出したのだ。
社交辞令か…?
話しの流れこそそんな感じで、一度離れれば音信不通に…なんてことも考えてはいたが。
「本当に…本気で言っていたのか…。」
スマホの画面を見ながら、一瞬どういう感情を抱けば良いのかわからないほど不思議な感覚に陥る。
もちろん、伊織とて年頃。
現在は高校生でこそないものの、年齢はそんなに変わらない。
加えて男受けするその肉感的な体つきは男の目を引く。
現に何度もその身体を舐めるような視線で見てしまっていたことは言うまでもない。
只の優しさからくる好意…なのか。
しかし、予期せぬタイミングで知人の娘…の下着を拝む機会を得たのだ。
冷静になって考えてはいたが、考えるほどに昂る自分も同時に存在する。
そして…。
卑猥に汗を滲ませ、留まるころができなくなった大粒の汗を頬まで滴らせながら顔見せる伊織。
「いらっしゃい。
暑い中、なんだか申し訳ないな…。
直ぐに何か冷たいものを淹れよう…何がいい…?」
感謝と労いの混ざった言葉を掛けながら招き入れ、リビングに通す。
キッチンに一度姿を消し、そんな声を掛けながら…しかし視線はその張り付いたシャツを持ち上げる膨らみ、
そして…。タイト目のパンツに浮かび上がる下着のラインに釘付けてになっていた。
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