【続き】
「洗濯物が濡れてるの…」
理美さんと義母さんの会話に恐る恐る宏和が口を出す
「ごめんなさい…庭に水を撒いたら、さと姉さんの洗濯物へ水が掛かっちゃた…」
理美さんは、疑いの目を向ける
義母さんは、「わざとじゃないんだから許してあげなさい」と理美さんをさとした。
部屋に戻るとドアにノック音
トン、トン
宏和が返事をすると理美さんが顔を覗かせ
「あんた、私の制服イタズラした?」
宏和はとぼけた
「だって、制服がシワだらけになってるから…」
「触ってないよ…」
「本当…?」
「うん…」
「怒らないから正直に言って…」
宏和は、このまましらを切る事は出来ないと思い
「実は…部屋を出る時に体に制服が当たっちゃて落としちゃた…ごめんなさい…」
理美さんは半信半疑に自分の部屋に戻った。
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