私は小柄で、眼鏡を掛け地味な服装でしかも白衣で目立たない。
体付きも幼児体型で女性の魅力を持ち合わせていない。
自分ではそう思っていた。
だから、自分から異性に積極的に関わる事など想像も出来なかった。
しかし、顔を隠してカメラの前に向かうと人が変わったようにポジテブになった。
こんな私にも、芸能人の様にチヤホヤしてくれる・・・。
そんなSNSの世界に没入してしまったのだ。
そんな私に心の隙が出来始めてるとは自覚していない。
また、お客さんが来た・・・。
自分が配信したお薬の事を色んな人が買い求めにくる・・・。
そんな状況に、現実にチヤホヤされている錯覚を覚えだしていた。
ゆみ
「いらっしゃいませ、え〜とこれですね、はい、よく効きますよ」
そう言って見上げたお客さんは、脂ギッシュな中年のおじさん・・・。
それに、ラフすぎる格好・・・。
いくらなんでも、自分の配信を見ているとは思いもしなかった。
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