翌日
ゆみが仕事をしている日中、そして日課である配信を行う夜。
どの時間においても出分はローターのスイッチを入れることはなかった。
昨日のように刺激でいじめることよりも、いつスイッチが入るのか。そんな悶々とした時間を過ごさせるために出分は我慢していたのだ。
「いつスイッチいれられるかずぅ~っと考えてんだろうなぁ・・・あんな快楽に弱いとはほんと都合のいいペットになるよなぁ・・・ローターが動かねえから自分でいじりだしてるかもなぁ・・・」
配信も一見すれば、突如落ちた昨日とは打って変わってインフルエンサーらしい安定したライブを披露していた。
だが、ゆみにとってそんな配信が刺激的であったかといえば・・・
一度味わった刺激はなかなか忘れることができない。
つい昨日悶え快楽に溺れたのであればなおさらだ。
『配信終わったみたいだね』
すでに玄関前に来ていた出分はDMを送るとインターホンを鳴らす。
そこでゆっくりと扉が開かれた先に立っていたゆみは、無言でありながらも昨日渡した首輪をつけ、その瞳に卑猥な期待の光を宿しているように見えた。
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