「お・・・始まった始まった」
普段よりも若干開始が遅れていたが、何も知らなければ気に留める者がいない許容範囲だ。
そして出分にしてみれば、この遅れは彼女の葛藤からきたものだろう、という予測ができる以上、ほくそ笑むだけでもある。
「ん~? 露出は抑えてるけど・・・保護するためのサポ着けてねえな・・・いいねいいねぇ~」
ところどころで下着が微かに映り込むも明確に見える場面はない。
むしろ何も知らない者からすればこの下着じたいがサポーターの役目と勘違いしてもおかしくはないだろう。
「あのインフルエンサーが俺の言った通りの格好で配信してやがる・・・くぅぅぅ・・・たまんねえ・・・」
出分がニヤつきながら配信を楽しむ間も何も知らない視聴者たちはチャット欄を滝のごとく流している。
『いつもより露出控え目だけどなんか仕草がエロくね?』
『ちょっとぎこちないけど、むしろ初々しさが戻ってる気がするんだよな~』
『これはこれでありじゃね?』
そんなチャット欄に目を向ける。
「そりゃそうだろ・・・サポ着けずにコスの下が下着なんだからなぁ・・・胸もあそこも意識してりゃそりゃ~行動もエロくなるっつの」
満足気な笑みを浮かべてチャット欄に打ち込むことなく、ただ一人事情を知る、という優越感に浸りつくしている。
「ここでつっこみ過ぎても逆効果っぽいよなぁ・・・今日はこれくらいにしてまた明日別の下着をつけさせるかぁ・・・」
慎重かつ狡猾に次の手を計画する。
彼女にとってどこまでが許容範囲かを探りながらも、どこまでも辱め、さらには自分好みに躾けていこうという濁りきった欲望だけが充満していた。
配信が終わるとDMを送った。
『今回の配信はいつもよりずっと艶っぽく見えたねぇ・・・下着のおかげかなぁ・・・?』
『今日の下着は露出が多くて恥ずかしかったみたいだし明日は慣れてる布面積の下着のほうがいいかなぁ・・・?』
『明日も同じように置いておくからちゃんと履き替えるんだよ・・・いいね』
そして翌日。
昨日と同じように紙袋に下着を入れトイレに置く。
その紙袋の中の下着とは昨日ゆみが置いていった下着そのものである。
だが、異なる点をあげるとするなら、出分のありったけの精液で塗れているという点であろう。
「さぁ~て今日はどんな反応をみせてくれるかなぁ・・・?」
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