「お、おぉ・・・! ここを配信すりゃ登録人数なんてうなぎ登りだろうになぁ・・・」
出分は安物の無線式小型カメラを個室に仕込んでいた。
その場で映像を確認するには近場にいなければならず、公園近くの茂みで息を殺していたのだ。
だが、露出過多の衣装でさえ見せることはなかった小ぶりな乳房。さらには慎ましく毛の生えた割れ目を前に場所を弁えず興奮の声をあげてしまっていた。
「無線、赤外線じゃなくてスマホ制御式のやつも用意したほうが便利だな・・・遠隔ローターもスマホ制御なら距離関係ねえしな・・・」
そんなことを考えているとゆみが公園から出ていく姿が見える。
すると出分は置いていった下着を回収する前に後をつけていった。
そしてマンションを一望できる位置につき、『どの部屋の電気がつくか』を確認した。
「やっぱあの階だったなぁ・・・奥の角部屋だから5だなぁ。よし確認もできたし・・・」
出分は急いで公園に戻りトイレに駆け込む。
そしてタンクの後ろに手を伸ばす。
「普段はこんな地味な下着なんてギャップで興奮しちまうじゃねえかよぉ・・・」
取り出した下着を鼻にあて、大きく息を吸い込む。
「おっと、楽しむのは帰ってからにするか・・・配信も始まっちまうしな」
急いで家に帰ると早速ゆみにDMを送る。
『プレゼント気に入ってもらえたかなぁ~・・・? 配信でのコスでの露出とはまた違った興奮が楽しめるように選んだんだよぉ・・・』
『その下着でもゆみのピンク色の乳首も可愛い割れ目も隠れるからね。でも・・・毛ははみ出ちゃうかもなぁ・・・まぁでも薄いから平気かなぁ?』
『それと置いていった下着はちゃんと俺が回収してるから安心していいからね』
『興奮してたのかなぁ・・・下着にちょっぴり染みができてるね。ゆみのいやらしい匂いどころか味まで染み付いてるよぉ・・・』
ゆみの下着を嗅ぎながら羞恥を煽るようにメッセージを送る。
『今日の配信どんな服装でするのか・・・楽しみにしてるよぉ・・・』
既読がつくだけのDMだが、薬剤師として対面した際のゆみの印象は大人しく、配信でさえ露出過多でありながら気の弱さに直結した礼儀正しさは隠しきれていない。
そんな彼女がこのメッセージを見てどんな顔をしているのか。
その光景を想像するだけで、下半身に体中の血が集まっていくことを感じていた。
「さぁ~って・・・いつもならそろそろ配信だけど、時間通りに始まるかなぁ・・・」
そしてゆみの下着を握りしめたままPCの前に座った。
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