出分はさらにメッセージを送る。
『いきなり有名になっちゃったからねぇ・・・わきが甘いのもしょうがないのかもねぇ・・・』
そして・・・
『外の景色なんて見せたら一発でわかっちゃうよ? 次からは閉めておこうね。俺以外にもバレちゃうよ・・・?』
あえて自分が見つけた綻びを伝えた。
それは自分以外の男が彼女に辿り着く可能性を限りなく低くするためだ。
『それに、安心して。ちゃ~んとゆみが俺のいうことを聞いてくれれば他の人にバレることなく今の生活を続けられるからね』
立て続けに送信しながら自身の肉棒がそそり立っていく。
それはこのきっかけから続く先を明確に思い描いているからに他ならなかった。
「あ~・・・やっべ最高すぎる。たぶん住まいはあのマンションだよな。部屋まで特定しないとなぁ・・・」
「たしか近くに公園があったよな・・・仕事にはいくだろうから帰り際に配信で着るためのコスチューム・・・いや、コスの下に着ける下着のほうがいいか・・・? くぅ~考えるだけで興奮すんじゃねえかよ・・・!」
ゆみの動揺など露知らず、出分は明日のことを考えながら小汚い部屋で小汚い笑みを漏らしていた。
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