時間遡り&一部訂正。
新装開店を明後日に控えた午前中、引っ越し業者がインターホンを鳴らす。
前から約束していた社長室に居る亮平に連絡を入れると業者と共に亮平がやって来る。
ドアを開けると業者のアルバイトが一瞬目を胡々希に向けてソワソワしている。
寮に入ると段ボールの置き場を指定しているとアルバイトが胡々希に声を掛けナンパしてくる。
「連絡先ですか?困ります、遠慮します。」
アルバイト「遠慮しないで、遠慮…。」
アルバイトが何かに気づき後ろを振り返ると亮平が?
引っ越し業者が帰ると一番大きい段ボールを開ける。
「やっと手元に来た〜、あっらすみません。
抱き枕なんですけど横に抱いたり足の間に挟んだりして眠ってるんです。」
とベッドの上に置く。
ジム新装開店当日。
赤色バッククロスタンクトップの足首まであるヨガウェアを着てスタジオでストレッチをしていると
受付までと堂本に言われ白Tシャツを着てから受付前に行くと菊池勝利はお姉様方に囲まれている。
「おはようございます、大人気ですね。」
お姉様1「あら、貴女もインストラクターさんなの?」
無遠慮に上から下までジロジロと見てくる。
「この一号店でトレーナーをさせて頂く事になりました、井ノ上胡々希と申します。
以後、宜しくお願い致します。」
お姉様1「勝利くんに色目使うんじゃないわよ!」
菊池「井ノ上さん、此方は僕の婚約者のお祖母様なんだよ。
お祖母ちゃんも井ノ上さんは今年新社会人の娘なんだから覚える事、沢山で僕なんかに目を向けないし
それに僕は○○○(婚約者)が好きだし結婚したらお祖母ちゃんも一緒に住むんでしょ?だから安心して?」
「菊池さん、ご婚約なさっていたんですね、おめでとうございます。
式はいつくらいに予定してるんですか?」
菊池「このジムの長期休みの時にリゾート婚ってやつを家族旅行も兼ねてと○○○とも話してるんだ。
あっ、社長がいらしたよ、お祖母ちゃんも変な事言わない様にね。」
祖母「勝利くん、ごめんね、あと井ノ上さんもごめんなさいね、勝利くんが男前過ぎて色目使う人が多くてね。
だからこうやって私が見張りに来てるのよ。」
「そうなんですね、お祖母様がいらっしゃらない時、私も見張ってますね。
社長、おはようございます、いよいよオープンですね。
菊池さんもいらっしゃったんですね。」
亮平の横には目黒。
菊池横には京本と横山。
数人の会員が居る。
堂本が司会をしオープン式を始めていく。
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