キッチンに潜んでいる黒木が自分の鞄から真新しいのか箱に入った何かを三つほど取り出す。
亮平、目黒からは黒木の後ろ姿、しかし手には拘束具とカメラ、袋の中身は二人が想像しているものでか違いないだろう。
「オイル、丁度いい温度です気持ちもいいです……。保温器に入れてるんですか?」
米倉「えぇ、そうなのよ、お客様に気分良く施術してもらうために…。」
「(心の声(お客様?米倉さん、お医者さんじゃないの?))ん〜、気持ちいいです……。」
米倉「下半身に移りますね〜。」
上半身と同じ様にしていく米倉。
米倉「下、中に手を入れますね。」
「あっ……、はい……。」
米倉「うわぁー、スベスベー、最近、施術したお客様の中でも断トツですよ。
んー、井ノ上さん、申し訳ないんだけど施術し難いので下脱がせてもいいかしら?」
胡々希の返事を待たずスルスルと下ろし太ももで止まる。
米倉「プリんってしてて触り心地いいわー、別れる時、井ノ上さんの恋人ゴネなかった?」
「……まぁ、それなりに…、だけどここの社長と秘書の方に手伝ってもらって別れられました。」
米倉「男性に頼んでですか?」
「はい、そうですけど?」
米倉「(心の声(この娘、レズビアンってたわよね…、何かおかしいわ。))
ビキニ脱いじゃいましょう?仰向けになるし施術し難いので。」
「……そうですね、二人だけですもんね、鍵もかかってますし……。」
米倉「アイマスクはしておいてね、恥ずかしいでしょうし。」
全裸の胡々希が仰向けになり……。
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