お姫様抱っこ、大学のサークルの男友達にもゲームの一貫でされたが
何だか不安定に感じていたものとは違い、亮平のは安心出来るのは何故だろうか?
瞼が下がる中、そんな事を考えていると目黒の声が奥から聞こえるとゆっくり、優しく運ばれていると思えば優しくベットの上に寝かされる。
浅く息をしていると社長の声が聞こえ目黒に指示をし足音と共にドアが閉まる音。
「はい…、少しフラ付いてしまいましたが大丈夫です。(心の声(そう言えば…、スパでお水…、))」
一瞬で顔が紅くなりタオルケットを鼻まで隠してしまう。
口移しで水を飲まさせて貰った事を思い出してしまった。
唇の感触、飲ませる為に舌が口の中に入って…、舌先同士が触れたのも。
飲ませる為に唇と唇が密着し深いキスになってしまった。
勿論、水を飲ませる為の行為だが経験の少ない胡々希からしたらほぼ初めての経験。
「ご迷惑ばかりお掛けしてしまってすみません、体調が治りましたら頑張りますので……。」
渡辺照アパートでは両親が実家に連れ戻そうと訪ねてきていた。
渡辺「そ、卒業式までは居させてくれよ!」
渡辺父「今から就職活動しても遅いくらいなんだぞ、急いで戻らないと駄目だ!」
渡辺母「ママの知り合いの人の会社の社長が面接してくれるって言ってるのよ。
それに井ノ上さんとの念書…、地元に戻らないとアンタ、逮捕されても仕方ないのよ。」
渡辺父「井ノ上さんには感謝しかないんだぞ!接見禁止だけで済ませてもらえたんだ。」
渡辺「謝れば、胡々希に謝れば卒業式までは……。」
スマホを手にすると胡々希に掛ける。
亮平と二人だけの部屋、胡々希のスマホが鳴る。
「社長、すみません、誰からか見てもらえませんか?」
胡々希がそう言った時、丁度、目黒が麺汁や丼を持ち戻ってきたところだった。
黒木は自宅謹慎を自宅謹慎を言い渡され米倉由紀に連絡を入れる。
黒木「米倉さん、私、黒木、この間の話、今夜お願い出来ないかしら?」
米倉「黒木さん、いつもお世話になっています。はい、以前言われていたので予定は空けてありますが
どこで施術をすれば宜しいんでしょうか?」
NEW一号店の寮の一室ですると教えられ荷物を纏める。
米倉「寮ならビニールシート用意しないといけないわね。
少し大荷物になるけどタクシーで伺いますので相手側と連絡をして頂ければと思います。」
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