「受付業務につきましても、お教えいただけましたら対応可能です。もちろん、清掃業務にも支障はございませんが、先ほどインストラー職での採用になる可能性があると伺いましたので、そちらの業務が疎かにならないか懸念しております。プールという性質上、会員様がご利用中はその場を離れることができかねます。人員を増やすご予定につきまして、社長はどのようにお考えでしょうか。」
亮平の回答を聞き、納得した顔をし一礼して退室する。
他二人の面接が終わるまで廊下のパイプ椅子に座り他二人が退室すると会社を後にする。
深澤「井ノ上さん、大西君、お疲れ様でした、親睦を兼ねてお茶でもしませんか?」と胡々希の肩に手を置く深澤。
大西「深澤さん、初めて会ったばかりの人にそれはないんじゃないですか?」と深澤の手を払う大西。
「諸先輩方のお話をお聞きしたいところですがこの後用事がありまして、本日は失礼させていただきます。」
一礼してから駅に向かう。「(心の声)採用されたわけではない内から関わるのは避けたいわ。」
堂本「◯日までにメールの件、承りました。
それから社長、サンプルで貰った身体にフィットするウェアと水着、井ノ上さんと大西君に着てもらうのはどうでしょう?
合格通知メール後、オフィスにあるトレーニングルームで研修してもらいますし丁度いいのではありませんか?
フィット具合等々、撮影になりますが今の内から慣れてもらうのも手だと思います。」
黒木「堂本課長、いい考えだと思うわ、何なら私も着ると言うのはどうでしょう?(どんなウェアとどんな水着なのかしら?)」
光一「女性の黒木さんが居れば井ノ上さんも安心するだろうからいいのではないかな?社長。」
深沢、大西と別れた後、帰りの電車に乗り込みマンションに戻ると通知が「照くんからだ…、今から行ってもいい?…か、どうせまたするだけなんだろうなぁ…。」
ポチポチ、照くん、ごめんね、今日面接で疲れちゃって早く休みたいからまたにしてくれないかなぁ?
通知、癒してあげるよー(心も体も(ハート)
返信、嬉しいけど本当に今日は疲れたからごめんね。
渡辺「何だよ、面接前、ナイーブになってたからヤラなかったのにさ、胡々希の体マジ最高なんだけどな…。」
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