社長室にはジム側の人間として目黒が立ち会い大西丈一郎の採寸をパンツ一枚の姿でしている。
目黒「申し訳ない、何さ社長室なので秘書の私が立会人として参加しています。」
◯◯「いえいえ、問題ありません、採寸すぐ終わりますから…、
大西さん、申し訳ないのですが水着も採寸したいのでパンツも脱いでもらえませんか?」
堂々と脱ぐ大西、採寸を素早く終わらせる◯◯。
◯◯「これで終了となります、大西さん、均整の取れたいい身体してますね。
他ジムで働いてたと聞きましたが会員様からボディタッチなどお困りの事ありませんでしたか?」
大西「まぁ、それなりにですよ。苦笑
それよりこのジムの黒木さんの…、すみません、目黒さん。」
目黒「続けてください、あの人、面接時もそうですが会う度に
私の股間をチラ見、時にはガン見してくるんですよ…、あそこまで露骨に見てると言う事は会員さん達の事も見てるんじゃないかと思いまして…。」
目黒「何かの時、証言お願いできないだろうか?」
大西「それは構いませんが……。」
業者◯◯の不安げな顔。
目黒「◯◯さん、黒木からウェアの件で連絡が入ったと思いますが…
後ほど社長の前でその話を聞かせていただきたいと思ってます。
ご心配要りません、ウェアの決定権、黒木にはありません。」
◯◯「そうなんですか!?私わてっきり黒木さんから連絡が入ったので担当者だと思ってました。(心の声(新素材の角度によっては透ける素材の話も佐久間社長にするべきだな。))」
女性の採寸は黒木が会社側として立ち会った、まだ何をした訳でない“インストラクター長の黒木”を外す訳にはいかなかった。
黒木「応接室と言ってもドアを開ければ丸見えになっちゃうから衝立用意しておきました。
とは言ってもホワイトボードが衝立の代わりですが……。」
「お心遣いありがとうございます。」
△△「早速ですが採寸してしまいましょう。」
「お願いします。」
ブラウス、スカート、ストッキングを脱ぎスカートの下へ、ストッキングを入れ
ホワイトボードの後ろに置かれた背の低い書類が入ったチェストに置く。
△△「インストラクターしてるだけあってメリハリボディですね…。
女の私でも惚れ惚れしてしまいます、バストも形良いですし…、ウエストも程よく括れて、ヒップなんて丸みもあり上に上がってますね……、羨ましい限りです。」
「トレーニングすれば△△さんも半年かければ引き締まりますよ。」
△△「もう勧誘ですか?お上手ですね。」
二人笑って居るとドアが開き閉まる音。
「黒木さん、どうされたんですかね?」
黒木(心の声(何よ!あの小娘、新人のくせして勧誘まで!
恥ずかしい思いさせてやる!))
△△「お手洗いでも?(心の声(普通は声をかけていくけどあの人は読めないわ。))」
足早に黒木は事務室へ。
黒木「社長、堂本部長!井ノ上さんが△△さんに余計な事を言ってしまってます!
すぐ応接室へ来てください!」
また応接室のドア開き閉まる。
(心の声(黒木さんだけの足音じゃないわよね?))
水着採寸に入っていた胡々希は下着も脱いでおり…。
ホワイトボードに黒木の手が掛かるとストッパーをしていなかったホワイトボードが動き
両手を横に広げヒップのサイズを測られている(業者さんの頭で下半身は見えない。)姿の胡々希の姿が丸見えになる。
………応接室の時間が一瞬止まった?
小さく悲鳴を上げ腕で胸を隠し後ろを向きしゃがみ込む胡々希と慌ててホワイトボードを戻す△△だったが
今度はしゃがみ込む胡々希のヒップが……。
堂本(心の声(ヤバっ!俺、結婚以来、生の女性の裸見たの初めてだ。
お椀型の重力に逆らって下に下がらない胸に張りのあるお尻と…。))
そんな事を考えながら後ろを向く堂本。
(心の声(恥ずかしい、恥ずかしい…、黒木さん、何してるのよ!
何でここに社長と堂本部長が居るの?))
△△「佐久間社長、堂本部長、採寸と知りながら入られた理由をお聞かせ下さい!」
△△の怒りにも似た声、そう言いながらスーツのジャケットを脱ぎ、胡々希に掛ける。
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