ホテルに戻りフロントに行くと
「佐久間様・奥様、スイート パノラマビューのお部屋、用意整っております。
畏まりました、夕食はルームサービスご利用ですね
施設内各レストランのメニューからお選びいただけますので、お決まりになりましたらフロントまでご連絡お願いします。
それではベルスタッフがお部屋までご案内いたします。
出発までごゆっくりお寛ぎください。」
フロントマンがそう言うと、いつの間にか横には玩具入り巾着袋やコンビニのビニール袋を恭しく下げたベルスタッフが控えている。
カード型ルームキーをフロントマンから受け取ると、
「ありがとうございます。
(後ろを振り返りベルスタッフに)お世話になります。
(胡々希に)じゃあ行こうか。
(心の声:玩具入りの巾着を持ってもらうのは気が引けないでもないが、まあいいか(笑))」
胡々希の腰を抱き、ベルスタッフに先導されて部屋へ。
ベルスタッフが部屋のドアを開けると、前方の窓からは海が見える。
ベルスタッフは持っていた荷物を部屋の中のテーブルに置き、一通りの説明を終えたうえで、
「何かご不明な点等はございますでしょうか?」
「不明ってわけではないですが、さっきフロントで伝え忘れてしまって…
明日ですが、朝早くチェックアウトしたいのでよろしくお願いします。」
「畏まりました。フロントの者には伝えておきます。」
ベルスタッフが出て行くと、大きな窓から外を眺めていた胡々希の後ろから抱き付き、
「どう?気に入ってくれた(笑)?」
一言そう言うと、胡々希を振り向かせ唇を近づけていく。
深澤&渡辺
「会員かぁ…(渡辺照心の声:どうする俺…
あのおばさんと結婚したところで、胡々希の身体忘れられないし、
あんなこと言ってたが胡々希だって俺の事忘れられないはず…
入会金と月会費は痛いが、まあ一月もあれば、まだ佐久間ジムで働いてるのか、働いてるとすればあのおやじとの仲は…くらいわかるだろ。)
とりあえず、写真でいいからメールで料金表送ってくれ。
俺もそんなに給料貰ってるわけでもないから、値段と相談だ。」
「なんだ、照。お前の井ノ上さんへの思いはそれくらいのものか?
(深澤心の声:おいおい頼むぜ。続けるって言ってくれよ。
じゃないと受付のあの娘(こ)に会えなくなっちまうだろうが…)」
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