「シンガポールに連れて行ってくれるんですか?」
亮平の言葉、リタイアした後の言葉に胡々希は顔を綻ばせ、そのままに亮平の胸に飛び込みハグをし見上げる。
しかし後継者のことも考えないとの言葉には何とも言えない顔になり…、少し元気がなくなる。
(亮平さんは私との将来を考えてくれてるみたいだけど…、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんとの思い出しかないし…。
天涯孤独とまでは言わないけど母を覚えていない私がお母さんになれるのかなぁ…。)
「そろそろ〇レンガの方に行きますか?
雑貨とか〇〇名物とかあるみたいですよ。」
大さん橋を出ると右方向に歩き出すと情緒溢れるレンガの建物が見えてくる、二人の脇を車道を走る人力車とすれ違う。
「少し見て回りますか?」
−−−佐久間スポーツジム−−−
菊池「目黒ちゃん、スパイが成功したらまた奢ってくれる?あっ!勿論お姉ちゃんの居ないどこでいいからさ。」
「そうですね、今の社長にお姉ちゃんの居る店に行こうなんて誘ったら怒りを買いますよ。」
横山「亮平さん、そんなに井ノ上さんにゾッコンなの?」
京本「ゾッコンって横山くん、オッサンだよ。
小耳に聞いた話だと2号店の受付嬢の人にセクハラした会員に2号店責任者が注意したらしいじゃん。」
菊池「(小声)井ノ上さんのときは亮ちゃん自ら言ったらしいね。」
「(小声)バックヤードの人の声までお3方に聞こえてしまってるんですね。」
菊池「聞こえてるってかね、金髪のコが「井ノ上さんに手を出しても無駄ですよ。」ってね。」
「金髪の方の受付嬢ですね、わかりました。
口止めはしてないですが口の軽い受付は要りません。」
菊池「目黒ちゃん?」
「お3方、すみません、今職員の人数が増えたので人員整理を社長に提案しようと思ってました。
自爆した〇〇トレーナーも居ますがインストラクターとトレーナーだけ採用した訳じゃないんですよ。」
菊池(目黒ちゃんの口ぶりからして…亮平さん、職員バッサリ切る気だな)
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